簿記は初心者でしたので、レビューを見てこの本を購入しました。でも、この本だけでは不安だったので、同じシリーズの過去問題集を１冊購入しました。
何とかこの２冊で合格することができました。
通信講座を受けることも考えましたが、止めておいて正解でした。

全くの初心者からですが、とってもわかりやすくて思っていたよりもスイスイ進みました。
ちょいちょい物語みたいになってるんですが、
ずっとお世話になっていたシロミ商店が倒産してしまったのにはびっくり笑

２級も頑張ります！

簿記は、地元の商工会で全８回の大雑把な講習を受けはしたものの、仕事等で使う事はありませんでした。
ゆくゆくは使う事になると勉強を始め、こちらのレビューを参考にこの本を選びましたが・・・
私の場合は、一通り読んで、わかった様な気もする・・・程度で、いざ問題を解いてみるとサッパリ、でした。問題も載ってる、とはありますが、この本だけでは少ないです。
イラストで分かりやすい部分もありますが、大事な部分が文字では小さく書いてあったりする事も。
説明の順は、分かりやすいと思い、その部分は評価します。
他にこのテキストに合った問題集を用意して臨めば良かった、とも思いますが・・・
私にはこの本だけでは理解できませんでした。

最近独学で勉強し、無事に合格することが出来ました。
イラストや解説が丁寧で、簿記のことを全く知らない私でも苦なく理解することが出来ました。
ただ、この本だけで合格するのはよっぽど応用力がある人でないと無理かな〜っという印象を受けました。

ちなみに私の場合はこの本+過去問(9回分)+問題集を繰り返しで1ヶ月間勉強して合格することが出来ました。

よく簿記3級の試験は1週間ぐらいで十分と聞きますが、正直会社や学校で常日頃から勉強している人や、
1日の時間がよっぽどある人や才能のある人でもない限りは合格は難しいと過去問や実際の試験を受けてみて感じました。
この本を勉強すること自体は非常に読みやすいので、1週間程度で終える事は可能だと思いますが、
そこから試験問題を解くのは全くの簿記初心者にはきついと思います。出来れば、問題集+過去問の併用で勉強することをお薦めします。

初心者にはお薦めの本なので、実体験も踏まえて☆5つとしました。

≪レベル≫
簿記を初めて学ぶ人〜(仕訳に自信のない人も)


≪ボーリュム≫
CASE 126問【この参考書の核となる部分です。】
問題 80問【いわゆる演習問題です。】


≪やり方≫
１．
CASE1から順番に例題の仕訳を理解する。この時、仕訳やT勘定をなるべく書きながら解いていくと効果的。
特に、CASEの初めに出てくるゴエモンの絵が、理解に非常に役立つ。
仕訳問題を解く時、この絵が頭に浮かんでくるなら、仕訳は怖いものナシ。
初めて、問題を解くときは問題を解くために必要な部分だけ理解すればOK。完璧主義になるのは、2周目からで全然OK。

２．
問題編のマークが出てきたら、該当する問題を解く。何も見ずに解けるなら、CASEを理解してる証拠。
30秒ほどしても、解けないなら、解答を見ながら解く。
解答の解説は詳しくないから、該当するCASEに戻って、もう一回読んだり、書いたりして理解すること。

３．
翌日、解けなかった問題を復習して解けたらOK。後は、1週間くらい間をあけて何も見ないで解けたらOK。


≪ポイント≫
･簿記の参考書は基本的に文章、文章だらけ。これほどに、イラストを使っている参考書は他にないです。
･初めて、簿記をやる人は、最初は第14章まで(CASE1〜92、問題1〜55)を完璧にしてください。
･参考書＋問題集型で、1000円切るのは本当に安いです。
･基本的に、3級はこの本と過去問演習だけで大丈夫です。