飽きさせません。
★★★★★
種類は少なめですが、とにかく写真が美しいです。
眺めていて、飽きることがありません。
図鑑として使うのでなくても、
めくっているだけで十分楽しいです。
植物の調査や自然観察のガイドの初心者へオススメ
★★★★★
樹木の識別を覚えるなら、まずこの本から、とオススメできる良書です。
類似種との識別について、いままでの図鑑はいくつものページをめくらなければなりませんでしたが、
本書は各種の解説に類似種との違いのポイントが必ず入り、結果的に早く同定にたどり着けます。
まるで読者の疑問を先読みするかのような、読み手に対する配慮が感じられます。
必要なことは必ず入っていて、発展的な内容は最低限に抑えている、
完成度の非常に高い本です。
蛇足ですが、クヌギとクリの鋸歯の先端、「どっちが緑だっけ」
長い間悩まされていた識別が解決されました(笑)
ポイントを付いた分かりやすい本だけどボリュームが惜しい
★★★★☆
葉での検索して見分けるスタイルは最高に近いです。
画像も解説も高いレベルですけど、ただ251種は少ないです。
公園・山野ともかなり中途半端なので本当に惜しい本です。
もちろんフィールドガイドとしての限界だと思いますが、せめて上下に分けて倍くらいは欲しかったです。
実際、同シリーズの日本の樹木〈上〉 (フィールド・ガイド)は上下に分かれて書かれています。
この二冊でもまだまだ収録数は足りないと自分は思っているので、もっと大きなスケールの本をこのスタイルで将来的に作り上げてくれる事を期待します。
追記20100726
この本にさらに48ページ121種類を追加した増補改訂版が出ました。葉で見わける樹木 増補改訂版 (小学館のフィールド・ガイドシリーズ)
これよりもそっちを買いましょう。
もっと一冊で種類が欲しい人は葉でわかる樹木 625種の検索をオススメします。
ビギナーにオススメ
★★★★★
大学の森林系の学科に入学した年に、この本に偶然出会いました。
=======この本の良い点は=========
・持ち運びやすい割にコンテンツが充実している。
・検索しやすい。
・スキャナ画像が繊細で色もよく、見やすい。細かいところにとてもよく気が配られている。
・花や樹皮の写真付きの種も多い。
・役に立つ説明が多い。読んでいるだけでも楽しい。
=======物足りない点は==========
・掲載数があまり多くない(ただ、身近にあるものは十分網羅している)。
・学名が掲載されていない。
樹木の初心者でも使い易い本です。
★★★★★
樹木の名前を覚えようとして始めたばかりです。でも、樹木は、似たようなものが沢山あって見分けるのに苦労します。
この本では、葉の形による簡単な検索表もあり、ガイドとして役立ちます。
特に、似たよう葉は、科の異なる場合も含め同じページに集めてあるので、図鑑のページをめくってあちらこちら見なくても、わかるケースは多くありました。この本を見分けの入り口として使い、さらに不安であれば、詳細な図鑑を見るようにしています。