ロセッティが描く女性がなぜみんな同じ容貌をしているのだろうか。そんな疑問からこの本を入手。

この本で紹介された、ラファエル前派の描いた絵を見てゆくうちにその細密な絵をじっと見ることが、なんとなく胸が苦しくなるようなそんな気がしてきました。絵画表現にとって、実際に見えるものを省略するという意味がラファエル前派の絵を通してわかってきたように思います。

ロセッティの描く女性については、いくつかの恋物語があるようですが、いま1つ疑問が解決しませんでした。しかし多数のロセッティの絵は堪能できました。