時代を担って。
★★★★☆
原さんに興味があって読みました。
内容は石井和紘、槇文彦、原広司、黒川紀章の4人が都市観を語るというものです。
序文の「都市とは、人間圏そのものである。都市のありようを考えることは、
人間がたどった「二十世紀」を探るために重要な手段だといえる。
そしてその人間圏は地球圏の中にある」という部分はまさにこの本の
内容を表していると思います。
建築を通して都市というものを見てきた建築家たちの視点が書かれています。
それぞれの建築家たちの見てきたものやこれからを感じさせる部分もあり興味深かったです。
黒川さんは相変わらずの語り口で。。