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Stars of Cctv

価格: ¥449
カテゴリ: CD
ブランド: Atlantic UK
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ミドルセックス出身のハード・ファイのデビューアルバムは、70年代の終わりのザ・スペシャルズやザ・ビートのようなスカ・アクトの第2派に力を与えていた高まりゆく欲求不満と郊外の不安感をアップデートするために意識的に手がけたものだ。誤解しないでほしいが、このバンドはイギリスのバンドのスパンジやキャップダウン風なスカ・パンクではない。ハード・ファイは無駄なくメランコリーに演奏し、ダウナー系の曲ではザ・ストリーツのようで、プラグを入れて音量を上げた曲はマッシヴ・アタックのようだ。「Cash Machine」(邦題「キャッシュ・マシン」)は、飲みこんだデビットカードをヴォーカルのリチャード・アーチャーが破滅的な貧困や望まぬ妊娠の話をつむぎ出すための出発点と考え、かき鳴らすダブ・ベースと悲しくあえぐヴィブラフォンでそれを駆り立てる。アップビートの曲もあり、「Hard To Beat」(邦題「ハード・トゥ・ビート」)のようなクラブのアンセムは、ノーザン・ソウルの高揚とこぶしを突き出すロッカーズ・レゲエの胸踊るような合体で、これが『Stars of CCTV』(邦題『スターズ・オブ・CCTV』)全体にわたっている。終わりから2番目の曲、「Living For The Weekend」(邦題「リヴィング・フォー・ザ・ウィークエンド」)を見るがいい。これはオアシスの『オアシス』(原題『Definitely Maybe』)に油を注いだ大いなる情熱にあふれた快楽主義的な爆発だ。この成功をもたらしたのは、いいときもあれば悪いときもあるということを十分すぎるほど知ったことによる。(Louis Pattison, Amazon.com)