読み物としてまあまあ面白かった
しかし『コメントの読み方 』はそのままだと思う


「動ける状態にある」→調教の動きにある程度納得
「欲をいえばもう一本ほしい」→正直、もう一週ほしい、等


馬券の参考にするには心許ない
あくまでも調教師の裏事情を知る為ならいいかも知れない
少しは視野が広がる事は間違いない

競馬新聞で、
「今回は勝ち負け。勝てる」
と短評であったから買ったが凡走。
そんな経験を競馬をする人は一度や二度はあったと思います。

本書は競馬必勝本ではないものの、違った観点で競馬を見ることができ、競馬新聞の短評の裏には調教師の本心を垣間見る機会となりました。

スピード指数やトラックバイアス理論など、競馬の予想には数々の要因がありますが、本書によってビジネスとしての競馬、厩舎の運営が何たるかを知ることができます。