自分の人生に踏み出せないあなたへ
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学生から社会に出る人生の岐路で、親に侵入され自分で道を開けなかったことが今でも悔やまれる私には、ぐいぐいと心に響くものがありました。大人への扉を自分の手で開けられるかどうかが、自分の人生を歩めるかどうかに繋がっていると思います。いかに親の意見を振り払って自分で決めることが出来るか。難しい問題ですが、自分で決めたことなら必ず乗り越えられます。失敗も失敗ではありません。自分に責任を持って、勇気を出して自分の選んだ道を進むべきだと私は思います。そんな人生の岐路で悩んだり苦しんだりしているあなたにぜひ読んで欲しい本です。
もしもタイムスリップ出来るなら、この本をあの頃の私に渡してあげたい。無断で決めた母のレールに乗せられて、やむなく学校へ通った私でしたが、興味も沸かず、身にならないまま、結局は両親の不和問題によって私は家へ戻らなければならなくなりました。その通っていた学校を卒業することもなく、資格を取ることもなく。一体あの人は何をやっていたんだか。。。私は人生の大事な時を親に台無しにされたと今でも悔しく思っています。そんな親になりたくなくて、この本を読みました。あの頃の私に会って、どんなに自分の人生を生きたいと渇望していたか思い出した気がしました。あなたの『人生』そのものが『希望』です。自信を持って前に進んで下さい。