シリーズ中で、一番怖いです。屋根裏部屋の花たちでは兄弟愛がありましたが、今回は･･･。ひがみやすい次男のバートは、母キャサリンの愛に飢えています。もちろん、キャサリンは子供達みなを愛しているのですが、バートには足りなかったんですね。ある日、隣家に越してきた老人達は、癒しをもたらすかにみえたのですが。

このシリーズは、恐怖小説だったんだと思い知らせれる一冊です。ロマンスの香りも無く、痛ましい話しが続くので星3つにしてしまいましたが、シリーズの要といえるでしょう。