医師です。
学位研究で遺伝子をあつかうことになり手に取りました。
遺伝子に関する知識としては、大学での生化学や遺伝学を「いい加減に」勉強した程度の知識でした。

見た目分厚い教科書で、最初購入を躊躇しましたが、読むのに苦痛を感じることはありません。
（必要な部分の拾い読みですが・・・）
基礎的なことからわかりやすく、整理して述べてあり、大変助かりました。

研究を終えた今でも、たまに開くことがあります。
役に立つ本です。

分子遺伝学は日進月歩！
分子遺伝学は、学問の進歩のｽﾋﾟｰﾄﾞが速い！
超音速です。大学時代に習った事など
すぐ、陳腐かする。
第３版は、読むのは、ﾊｰﾄﾞですが、
非常に面白いです。
自分をUP　TO　DATE　しよう！
お勧めの一冊！

医学部の学生です。大学の遺伝学の授業で先生が薦めていたので購入したのですが、学部生の自分には量が多く、専門用語が多すぎてとても読む気になれませんでした。おそらく専門的に勉強する時にはいいのでしょうが、初学者の自分にとっては難しかったです。
自分で使っての感想という意味で星３つです。分子遺伝学を本気で勉強する方にはいいのではないかと思います。

エピジェネティック、クローンに関する倫理的問題、バイオインフォマティクス、遺伝子治療など、一臨床医として研究から遠い生活を送ってきた私にとって、まったくわからなかった分野について知ることが出来ました。大学院試験を受ける前にも最適の一冊です。

本書の購入を検討する場合、同出版社の「ゲノム2」の方も念頭に入れるほうがよい。著述の親切さ、解りやすさ、網羅性、汎用性では本書は上である。「ゲノム2」はそれに比べてもう少し「プロ志向」のある本である。Brownはゲノム研究の方法論の細部に立ち入り、自らの悩みを訴えているようにすら思えるのに対し、本書は初心者への道案内人に徹しEnsemblのような重要なデーターベースの使用法が紹介されている。大量のサイトの紹介もある。ただゲノム3の翻訳が準備されており3版同士の比較では再検討の必要がある。