医療事故というものは、起こってからしまった!どうして!なんでこんなことに!となるものだと思う。
この本に書かれている事例では、医師や病院側からの説明が不十分なままに処置をさせて、その結果患者が亡くなったり、重篤な状態になってしまったものが多い。患者や家族の側からしてみれば、知識を充分持っているはずの側から情報を隠された結果が、これなのだから、憤るのも当然だ。
こういうとき医療ミスで死なないために患者はどうしたらいいのだろう?
知識を持つこと、だと私は感じた。
医者まかせにしすぎないことも大事だ。
つい最近入院した経験のある私には、非常に説得力のある本として感じられた。