歯科衛生士だけでなく歯科医師やスタッフにも読んで欲しいと思います
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今や歯科医師・歯科医院過剰時代、コンビニの数より歯科医院が多いと言われている時代にこそ、歯科医院院長のみならず、歯科衛生士、歯科助手、受付スタッフが一丸となって、地域に愛される歯科医院、遠くても通いたい頼りにされる歯科医院となって生き残るにはどうすればいいか、ということが具体的な項目で紹介されています。
また歯科衛生士を目指している歯科助手さん、歯科医院でアルバイトをしている学生さん、新卒歯科衛生士さん、中堅歯科衛生士さん、ベテラン歯科衛生士さん、それぞれに向けて何が自分に望まれていて、これからどのような方向性を目指して行けばいいのかということを考えることができる内容になっています。
これからの歯科衛生士のあり方・歯科医院の経営等についても多角的に書かれていて、思わず「そうそう!」と納得する部分もたくさんあったりします。
決して大きな変革をするのではなく、院長・スタッフ間で充分なコミュニケーションを取り、1人1人の意識改革をすることによって、1年後、5年後、10年後の歯科医院の発展、経営について考えて行ければいいな、と思いました。
歯科衛生士だけでなく、ぜひ歯科医院院長にも読んでいただきたい本だと思います。