医療過誤に対処するには色々な方法があることを教えてくれる
★★★★★
この本は、これから医療過誤について提訴するかどうかを考えている人に役立つと思う。幾つかのヒントを与えてくれる。この本を読んだあとで、本に記載のホームページを読むとよい。裁判の結果が具体的に公開されている。裁判が正義を貫くための方法とは限らないことを知るでしょう。たとえこの訴訟のように、裁判に負けても医療過誤によって生じる不条理を弁護士・医師・裁判官の問題点から公開できたという点では、とても素晴らしい。大いに利用したい方法です。しかし現実に負けてしまったという点では、色々と参考になることが多い。実際の裁判事例として、庶民・素人が勉強するには良い本である。