何も知らなかったコーヒー屋の私が、沢山の情報と楽しみを頂いたのが
この本の作者からでした。
人生の生き方を詰めこんで、やさしく時には現実的に
アメリカ合衆国への道しるべを示してくれます。

アメリカという国で生き抜いていくのは並大抵のことではないようです。
具体的に許可社会で渡り合っていく算段など必要な情報を提示していただく
手引書だけには飽き足らず、生き方そのものの楽しみ方まで
魅せてくれます。
また実に行動的で、向上意欲も半端では有りません。

ただ長年住んでいるだけでは英語は話せない、少なくとも仕事が出来るくらいには
ならないとアメリカに渡った意味がないと、囁いてくれます。


たくましく、なおかつポジティブ、作者の体験をもとにした
人生の手引きの本・・・・
ちょっと大げさですが、そういう感じがします。
今、農園を運営されていますが、実にリアルタイムでの
夢先案内人、農園や、コーヒー豆など興味がある方に
更には、第２の人生を挑戦する人たちのガイド本としても
手元に置いておきたい宝物ではないでしょうか。

一気に読んでしまいました。漠然と考えていた「将来移住したい」という考えが、「どうすればいいのか」「アメリカではどういう生活が待っているのか」が具体的に見えてきました。必要な全ての情報が網羅されているし、例えば、それぞれ、幾らぐらいかかるのかといった具体的な金額など、他の本と違って、本当に一人（普通の人）で実現した人の体験談だけに、一つ一つの内容説明が具体的で実用的でした。特に、アメリカ留学をこれからしようかなと思っている人は、学校生活で役立つ情報がいっぱいで、読むべきだと思いました。アメリカに旅行するだけの人にも、アメリカの見方が変わるかも。観光客から一歩踏み込んだ見方が出来るようになると思います。ハワイ島に行って、コナコーヒーを飲みたくなります。