Love Story
価格: ¥299
ジル・スコットのバックヴォーカルを務めたこともある、フィラデルフィア・ソウルの新星ビビアン・グリーン。彼女のデビュー作『Love Story』は、まるでジャジーなナイトクラブに居るかのような「What Is Love?」、何ともせつない「No Sittin' by the Phone」など、優雅な気分にさせてくれる1枚だ。バーブラ・ストライザンドがあこがれというグリーンだが、彼女は自らゴスペルやR&Bに根ざした曲作り、演奏までこなす。ファンクとソウルを程よくミックスした「24 Hour Blue」、ストリングスのアレンジが心地よい、報われない女性たちへの応援歌「Superwoman」、そして真夜中に音楽への深い愛情を歌った「Music」は実にセンスのいい作品だ。きれいに化粧していながら温かみがあって、おしゃれだけど優しい雰囲気。『Love Story』はあふれる自信と高い完成度に加え、セクシーで都会的な雰囲気を持ったデビュー作だ。(Kim Hughes, Amazon.com)