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パソコンで見る天体の動き

価格: ¥2,808
カテゴリ: 単行本
ブランド: 地人書館
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入門書としては最適 ★★★☆☆
 微分方程式の数値解法の基本的な説明から入り、数値計算を行う上での、基本的な計算誤差の説明もされている。多体問題を数値的に取り扱う際の、初期の段階の人にとってみれば、とてもよい参考書である。ただ、プログラムに関しては、ほとんどふれられていないため、フォートランの参考書などを各自、学習する必要がある。
万有引力によるちょっとしたシミュレーションを書くのに参考になります ★★★★☆
微分方程式を数値的に解くというのはどういうことか、から入り、

1.ルンゲ・クッタ法について
2.小惑星と太陽の二体問題を題材にした計算誤差
3.ルンゲクッタ法以外の天文計算で使われる手法(カウエル法など)
4.応用として月フライバイの話、物体が接近した時に計算誤差を少なくする運動方程式の正則化、

などが実際の細かい数値計算を例にしながら解説されています。
特に計算誤差に関するところは「打切り誤差」「丸め誤差」「桁落ち」「情報落ち」と、数値計算をする際に発生する誤差について、コンピュータ内部の2進数表現にまで踏み込んで詳しくかかれています。
難点はサンプルがBASICとFORTRAN(両方掲載)なのでC言語に慣れていると少し読みにくいところでしょうか。
数値計算の基礎と天体の運動が同時に学べる ★★★★☆
物理は全くもってダメなのですが、この本では数値計算の方法からプログラムをまぜながら解説されているのでとても解りやすかったです。
基礎的な制限二体問題、応用例としてピタゴラス三体問題などもあり、この種のことに興味のある人ならとてもおもしろく読める一冊だと思います。