その認識が大きな誤解であることは間違いない。そして、普段の
積み上げが、この”ある時点の急成長”を生み出していることを
「トルネード理論」として解明しているのがこの本です。
「チャンスが来た時に飛び乗る」
のもいいですが
「チャンスを作りだし、悠然と飛躍する」
これがいいですね。
さて評価が満点でないのは、日本語訳が今ひとつこなれていないと感じるからだ。(英語力のある方は原書を読まれることをお勧めする、もっとも私自身は英語が苦手なのだが・・・)その後、日本でもベンチャーキャピタルが投資したほとんどの企業がこの本を読んでさえすれば正しい戦略を考えるチャンスがあったであろうに、現実は多くのベンチャー企業はそれが出来なかった、IPO出来た会社も今後この本のルールからは逃れることは出来ない。トルネードには誰も逆らえないのだから。