ただ、強いて言えば、内容的にもう一段階整理をしてもよいのではないか。記述内容が所々で前後し、(そのまま読み進めれば分かるものの)一時的にではあるが読者を混乱させる。あるいは一部で用語定義がしっかりしていない。学者や戦略ファームの書籍と比較すると、やはり「現場」から出た「実務」「実用」書であるという色が強い。