政府の政策批判についても、政治的思想に偏るでもなく宗教的にも隔たりのない視線で世界における日本(とアメリカ)を見た結果の著者の意見だと思いました。この本に書かれている事が全て、本当に世の中の実態かどうかは分かりませんが、少なくとも書かれている一面を否定する気にはなれません。
中産階級の居ない、社会の二極化が進みつつあることを身近に感じるだけに、重要な問題提起と思われます。