ベトナム人 政治難民、メキシコ人 経済難民、
日本人30歳前女性 社会難民
社会難民となったひとりの女性の打破のしかたを綴った本である。
外国暮らしで辛酸を嘗めた彼女の姿は、不器用ではあるが、底辺
から見た英国や米国が見えてくる。
「あぁ、あるある私にもこういう気持ちだった時がある」と思え
た本である。年齢の縛りから開放して自分探しの終点がより確実
になっていく段階が人それぞれではあると思うが、その過程の共
通点を共感できる人が私の先を歩いていたと思えた本でした。
さて、彼女の第2ラウンドはどうなっているのだろうか?