沖縄近現代史に言及した、Q&A形式の読みやすい本
★★★★★
本書はp121構成。その中で、写真、図表も取り入れながら20章立てで、旧石器時代から沖縄の21世紀にわたるまでの、沖縄の歴史をQ&A形式で簡潔に説明されています。
今までの、本土で売られている本は、「琉球王朝」「戦前の沖縄」など、特定の時代の詳説が多かったが、この本は、満遍なく書かれ、気になる時代だけの部分読みも可能。
沖縄の予備知識の少ない人が、沖縄入門を学ぶには適当と思われます。
また、戦後の沖縄米軍統治のいきさつ、B円、沖縄米軍基地の21世紀までに渡るまでの経緯や問題点を、かなり突っ込んで書いた、本土で手に入る(沖縄限定出版の本は、こういう本もかなり出ているのですが)本としては、数少ない本です。