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日本人の知らないユダヤ人

価格: ¥1,620
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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実態的なユダヤ人論であり、日本に対する警告の書でもある ★★★★☆
 ユダヤ人になる。多くの日本人にとっては想像すらしないことだろう。本書は、ユダヤ教に改宗し、ユダヤ人として認められるまでのプロセスを、それを実践した日本人が著したものである。
 改宗という稀有の行為を通して、ユダヤ社会の特質、ユダヤ教の特異さがよくわかる。ユダヤ人の、自由に考え、論理を重んじる姿勢は、ことのほか興味深い。特に、日本人、日本社会と比較している場面も多いために、日本人論、日本論としても読める。
 とはいえ、著者は元高級官僚であり、現在は多国間のM&Aを扱う弁護士。そのため、その交際範囲は、国を問わずエスタブリッシュメントであり、ユダヤ社会上層の記述に終始していることは意識していた方が良い。
 終わり近くにある、ユダヤ人の支配層が、現在の日本を相手にしない態度をとるようになっているという記述はいささかショックだった。日本人の言い分が、論理的には破綻していると感じられ、それはちがうのではないか、とは言い得ないだけにせつないものがある。
宗教学的に大変貴重な本です ★★★★★
有名どころの外来宗教の入信儀礼は、信仰告白して洗礼を受けるだけでよいキリスト教や、信仰告白と誓約だけで十分なイスラム教など、拍子抜けするほど簡単なものが多いのですが、ユダヤ教だけは違います。母方の血縁に基づく自動的な乳幼児の入信は別ですが、成人、それも異邦人である日本人がユダヤ人になるには、割礼のような肉体的苦痛から、膨大なユダヤ教聖典の暗記まで、とんでもない苦労が必要です。実のところ、ユダヤ人をこれ以上増やしたくない故に、このようなハードルがあるとも言われています。そんな中、この試練をものともせずに、楽しげ、かつ客観と主観を交えて、見事ユダヤ人になるまでを記録したこの本は、多少冗長なところがあるものの、宗教学を志す者には第一級の資料です。買って損なし。
現代の日本人にこそ必要 ★★★★★
この本を読んで、宗教の持つ力が、人生をどれほど豊かにするかがわかりました。
感銘を受けました ★★★★★
ユダヤ教について知識が全くなかったのですが読みやすかったです。
ユダヤ的生き方が必要かもしれない ★★★★★
会社、家族、地域社会など、何も頼れなくなった日本人にとって、ユダヤ人の生き方は参考になると、ユダヤ人の著者は説く。
考え続け、勉強好きになり、質素に堅実に生活し、チャンスを待ち、人間関係を大切にする。当たり前だが、日本ではなくなったこうした美徳が
ユダヤでは宗教活動を通じて生き続けている。これは、私たちの人生に参考になるのではないか。
日本人とは違うが、かけ離れてもいない、ユダヤ人の等身大のすがたが見えたように思う。