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AV男優 (幻冬舎アウトロー文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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まったく面白くない ★☆☆☆☆
ノンフィクションライターが書いた本。
AV男優たちへのインタビューをまとめたもの。
『極道の妻たち』や『私を抱いてそしてキスして』など、オレも聞いたことある
本を書いた人らしいので、期待してたけど…


全然ダメ…面白くない!!


何だか知らんが、どのAV男優のことも、やたら褒めるんだよな、この人…。
笑顔がかわいいとか、好青年だとか。
バクシーシ山下を
「これでメイクをすれば『ベルサイユのばら』だ。」とか
「現代版貴公子を思わせるバクシーシ」とか書いてる時点で、
このオバサンの眼は、相当どうかしてる!!

バクシーシ山下なんて、見た目はくたびれたオッサンだよ!

今から10年以上前に取材したわけだから、バクシーシも30代くらいで
若かったかもしれないが、貴公子ってことは絶対ないだろ…。

こういうこと書かれると、この本に書かれてることが全部信用できなくなるよ。

褒めてばっかりでなくて、いいところも悪いところも全部ひっくるめた、
AV男優の実像を見せて欲しいのにさあ。
インタビュー内容も別に普通だし…。

アマゾンやmixiのレビューでは、この本を結構褒めてる人たちが多いけど、
それはAV男優について全然知らない人たちが読んだからだと思う。

この本に書かれてること全部が、知らなかったことだから新鮮に思えて
高評価ってだけでしょ。

オレはAVが好きで、AV専門誌とかAV観たりして、この本に
書かれてるくらいのことは知ってたからなあ…。

それ以上のことは書かれてなかった。

オレが好きなバクシーシ山下や花岡じったや村西とおるも出てくるけど、
この本の中に出てくる彼らはあまり惹きつけられるものがない。
それほど面白いことを言わない。

実際にドキュメント物のAVの中に登場し、しゃべって動いてる男優たちの方が、
はるかに魅力的で面白い人物だった。

AVそのものを観た方が男優について色々分かって面白いのなら、
こんな本、無くていいじゃん。
SEXを職業にした男達の本音! ★★★★☆
「AV女優」という、面白いルポがあったが、内容的にはその裏返し。「AV女優」は、何故、AV女優になったか?というそれまでの半生に焦点をあてていたが、この「AV男優」は、職業観や女性観がどう変化したか?という視点が強いように思われる。

15人の有名なAV男優に、インタビューを行い素顔に迫ろうという狙いになっている。この本を読む限り、AV男優というのは、想像以上に過酷な職業であり、何よりSEXが職業になった場合、「何故、好きでもない女と・・・」という感情が湧いたりしてくるらしい。又、逆セクハラというのもあり、女優が、感じないことを露骨に示すことによって自信喪失したりすることもあるようだ。こういった撮影現場とプライベートの使い分けは、実はかなり難しい。

けっこう楽しめるゼ ★★★★☆
AV男優には、本物のジゴロのような男と、本物のヘンタイがいることがわかった。すごく生真面目な男と、すごくいい加減な野郎がいることがわかった。予想通り大変な職業で、予想通りそんなに目新しいこともない。
昔お世話になったビデオの撮影現場ルポが出てきたりして、思った以上に楽しめた。