アメリカとは
★★★★☆
著者の作品に初めて目を通した。我々が子供自分から当たり前のように存在していたアメリカ。戦勝国としてのアメリカ。占領国としてのアメリカ。戦後貿易相手としてのアメリカ。
私は30歳になったのだが雰囲気としてのアメリカしかしらない。現在、米軍再編に3兆かかるなどとまことしやかに報道されている。これからずっとケツをついていくのか?一人一人がもっと考えるべきだろう。
本書は在米の著者による、文庫本解説や新聞記事を集めたものである。80年代後半から90年代前半。湾岸戦争当時の在米者の論考としておもしろい。