クビになったマイケルの側近が作者のいわば暴露本であるが、
35年間に渡るマイケルの振る舞いや出来事が綴られている。
はっきり言って、尽くして捨てられた人間が別れた相手に恨み事を言っているようにしか聞こえず、
読んでいるうちに「この人はマイケルにかなり未練がある」と
思えてくるのは私だけではあるまい。
原告の少年側について援護するような事を書きながら、
「私はマイケルが幼児虐待をしているところは見た事がない」と
何度も繰り返し綴っていたり、心の底では無実だと思っている様子も感じられた。
全編に渡って繰り返し同じ文章が何度も出てくるので読んでいて結構疲れた。要約したら半分以下になるだろうな。