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最後のアジアパー伝

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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シリーズ最終作 ★★★★★
お二人の離婚のためシリーズの最終作となった本作は
戦火のサラエボやタイ、カンボジアといった地で
いつものように繰り広げられる酔いどれ・アングラワールド。

シリーズを通して、鴨志田さんの文章は
飾り気がないというか、感じたままというか、
戦場を歩いてきた経験がそうさせるのかもしれませんが
「死」というものとあまり距離を感じさせない雰囲気。
そこが、妙にリアルさをもって伝わってくる印象です。

離婚されたとはいえ、お二人の微妙な関係は
まえがきやあとがきから伝わってくるもので、
少し寂しく、それでいてどこか心温まるものを感じました。
お別れ ★★★★☆
 西原氏と鴨志田氏が離婚してしまったため、最後の『アジアパー伝』となった作品。
 本文中には、はっきり離婚したとは書かれていないが、それと知って読むと感慨深いものがある。
 文章はカンボジア、沖縄、旧ユーゴでつらい体験をしたというもの。とにかく酷い目にあっている。それにしても、鴨志田氏の自画像は、西原氏やゲッツ板谷氏の描き出す姿とは随分と異なっている。雰囲気そのものがまるで違う。どうしてなのだろう。
 西原氏の漫画の完成度がやたら低くなっているのは、仕方ないことなのか。
いいなぁ ★★★★★
すばらしすぎます。
サイバラのフォロワーとおもわれる「さらけ出し」を売り物にする作家が最近色々いますが、そういう連中とはまったく違う次元に到達していることがこれを読むとよくわかります。
しかしその代償も安くはなかったようですが・・
文才なしに星5つ! ★★★★★
アジアパー伝、全5巻読みました。
「なんて素人じみた文章なのだろう」が第一印象でした。しかしハマリました。
名のある小説家に批判させれば「こんなものはただの旅行の日記か感想文だ」と言われそうですが、やたら難しい熟語や言い回しを使いまくる文章よりもはるかに読みやく、その日その時現場にいた者の感じたものが素直に伝わってくる気がします。
戦時下の異国で死体が道端に転がっているのを見てその人が生まれてから道端に遺体となって転がるまでの人生をドラマチックに想像してる余裕なんて無くただ怖いと感じるのが普通の人だと思います。
確かに書込みがちょっと物足りない気もしますがそれが余計な飾り付けの無い臨場感に思えます。
アジアパー伝全5巻、だんだんと文章がうまくなるにつれてその臨場感が薄くなってゆくと感じましたが「最後のアジアパー伝」は何故か面白さが戻ってきています。

鴨志田さんのダメダメ人生(失礼)、文章、内容の全てに「イイカッコしィ」が無いところが魅力なのでしょうかね。

テイストが違う。 ★★★★☆
アジアパー伝も最終巻。パー伝は理恵蔵と鴨ちゃんのやり取りで非常にテンポよく進んでいくが、今回は2人の絡みが少なく、鴨ちゃんの心情が吐露していて、後半は若干重いが読後は清々しい。

新しい展開を期待させるが、変わっちゃうのはいやだな。アル中でこその鴨ちゃんだし。