アニメの国の住人たちが、現実のニューヨークにやって来る。『ロジャー・ラビット』のように、実写にアニメキャラを合成するのではなく、俳優たちが“現実世界に現れたアニメキャラ”を演じる点が本作の画期的なところだ。「アンダレーシア」という国で、王子との結婚を目前に控えたジゼルが、邪悪な女王の魔法によって現実世界へとばされ、弁護士のアパートに転がり込む。ジゼルを追ってきた王子や友人のリスが大騒動を起こすという、ディズニー作品らしいストーリーだ。
カーテンを切ってドレスを作り、窓辺で歌えば動物たちが集まるなど、『白雪姫』ほか、過去のディズニープリンセスのパロディがたっぷり。自らの遺産を、ときに自虐的なまでにブラックに戯画化するディズニーの開き直りに驚く。ジゼルや王子の能天気ぶりは、俳優に一瞬でも躊躇があればしらけるのだが、演じるふたりの突き抜けた天然ぶりは立派。そして本作が、よくある「おとぎ話」に終わっていないのは、CGのリスの愛くるしい動きなどに、天才クリエーターの技が光っているからだ。ロマンチック気分にどっぷり浸りたい人、最新映像に目を見張りたい人、双方の満足に応える一流の娯楽作だと言える。(斉藤博昭)
自虐といってよいのでは。
★★★☆☆
初めて劇場で予告を見たときハリウッドも相当キてるなと思った。いくらディズニーがpixerに頼らざるを得ない状況にあっても、こういった自虐的な方法はあえてしないのではなかったのか。だがしかし、シュレックシリーズのヒットで少しは反省したのかもしれない(良い意味で)
そういうわけで、期待する理由も特に見当たらなかっただが…。
冒頭14分のアニメシーンは予測の範疇で不安も残っていたが、実写に映ってから俄然色を帯び出す。リスやハトのバイプレーヤーぶりも良いが、何よりジぜル役の主人公エイミー・アダムスに尽きる。まさにおとぎの国のお姫様そのものなのだ。仕草やセリフ回しなど彼女をおいて他にいないといわんばかりの適役。画面から物凄いエネルギーが伝わってくる。それもそのはず、彼女実は1974年生まれ(08’で34歳!)おとぎの国のお姫様なら20代前半程度でいくらでもいるだろうに、あえて彼女をブッキングしたのは映画の成功に大きく貢献している。監督のケビン・リマの英断に感謝。また、映画出演はありながらも殆ど無名だった彼女が成功を手にしたこの演技こそ、まさに魔法にかけられたのでは。大物スーザン・サランドンなんかメリル・ストリープなどとカブってしまい、存在感も希薄。
トム・ハンクスやジュリア・ロバーツとの共演も見物の『チャーリーウェルソンズウォー』も期待される(劇場では公開済み)
ラストはやや強引な展開ではあったが、着地点をしっかりと見つけ、視聴者に不満を与えない形になっている。女性に向けた展開や恋愛、結婚感が見え隠れするものの、男性にも是非見てもらいたい。下手したら次回作があるかも。
心ほっこり
★★★★★
さすが、ディズニーというべきですね。
ファンタジーと実写をうまく融合させていました。
途中まで、王子様がかわいそう・・・と思っていたけど、ラストはハッピーエンド!
本当に良かったです♪
とっても心がほっこりしました。
幸せな気分になれる映画。
★★★★★
ストーリー、音楽、映像、ユーモア、
ディズニーの魅力タップリの楽しい映画です。
アニメとリアル世界を同時に見せられることで、
幼い頃にプリンセスの絵本を読んだ時を思い出しました。
幸福感にうっとりし、歌が頭から離れない。
見ていて「魔法にかけられて」しまう気がします。
レンタルDVDを借りたのですが、
欲しくなって購入しました。
魔法にかかります。
★★★★★
かかりたくなくても見てしまったらかかります。魔法に。
ほんまにハッピーなこの作品。
ありがちなお姫様と王子様のお話とは一味違います。
現代に迷い込むのがウマイ!
ピュアなお姫様にまわりは最強にふりまわされますが、人のやさしさ、強さを教えてくれます。
やっぱりディズニーやなぁという作りですが、最低2時間幸せになれますので
是非一度ご鑑賞を!
大人も楽しめる
★★★★★
姪っ子、甥っ子と見ましたが、自分が一番笑ってました。
ジャッカスまでいきませんが、ピーウィーに近いお馬鹿さが笑えます。
かなり良かった