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大脱走 (アルティメット・エディション) [DVD]

価格: ¥2,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 20th Century Fox Jp
Amazon.co.jpで確認
McCQ:2 ★★★★☆
此方は『ブリット』のカーアクションが
言われているほどでも無いのに対して
BMWを駆るマクイーンが本作の白眉。
更に追跡してくる独軍機械化騎兵の
バイクスタントまで、マクイーンが
独軍制服着込んで乗り回し。
180度ターンのシーンなんかは
同じ人物が遣っているのが判るし、
実話に基づくと言っても、戦争娯楽映画である。
ペキンパ作品でスタイナ軍曹の馬鹿笑いが
ベトナムにまで螺旋を描き、決して「円環を
閉じ無い」例の『鉄十字』とは異なる
ヒーロー、マクイーンの健在振りを
示す「明るい」ラスト。

実際の捕虜収容所は実体験を持つ
カート・ヴォネガット『スロータハウス5』
の描写のほうがリアル。無論、原作版の方。
とてもよいです。 ★★★★★
こんなに古い映画なのにちゃんと日本語の吹替え音声が収録されています。吹替えのない部分はたったの9分だけです。
DTS音声もあります。
2枚組みでメイキングやインタビューもありDVDとしてはとてもよいできです。
これでここ価格ですからメーカーさんは結構がんばってくれましたね。
満足です ★★★★★
小学生の頃にテレビで放映されていた「大脱走」を見て感動しました。男の意志も計画性も組織力、実行力、友情もすべてここにあります。日本語吹き替えも見事で声優の実力がよくわかります。中学生の頃、まだビデオがない時代に再び放映された「大脱走」を録音し、音だけを何度も聞いていました。映像は傷、汚れが取り除かれ非常にきれいです。手に入れることができて本当に満足しています。日本語吹き替えの台詞が放映当時は問題とされなかったいくつかが、差別的表現ということで現在問題となり除かれてしまっているのは残念です。
自由への強い希求が現代に通じる名作 ★★★★★
第二次世界大戦時、ドイツ捕虜収容所で実際に敢行された大規模脱走を映画化した映画である。脱走に執念を燃やす一癖も二癖もある「札付き」の捕虜達が高度に組織化して実行した大脱走計画。脱走しようとする側と脱走させまいとする側との高い緊張感の中、大胆にして密やかな計画が進んでいく様が我々をぐいぐい引き込んでいく。E.バーンスタインの手による有名なテーマ曲も懐かしい。秘密裏に行われるトンネル掘削、衣服の調達や証明書の偽造といった逃亡後の準備、戦争という命を賭けた境遇の下で捕まった者たちが脱走に賭けた努力や希望が現代人の行き場を失いかけた憧れを刺激してくれることだろう。3時間近い大作にも関わらず脱走の前なら度重なる脱走の失敗に失望し自殺的行動に出た仲間の死に触発され一匹狼を捨て脱走計画に相乗りするヒルツの心的変化、トンネルキングと称せられながら閉所恐怖症に悩むダニーの選択、脱走の後なら追跡の手が迫る鉄道シーンなど、脱走の前後で繰り広げられるドラマの濃さのせいで長さは苦にならない。スティーブ・マックィーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン等々、俳優陣は超豪華。有名すなわち上手というつもりもないが、光る個性と映画を知りつくした演技はやはり一品だ。登場人物同士の会話もウイットに富んで楽しい。ゲシュタポの惨い仕打ちに涙を飲むシーンもあるにせよ、逃げては捕まって帰ってくるヒルツが独房の壁に投げつける球の音に衛兵が小首をかしげるエンディング・シーンがまた象徴的で面白い。
大脱走の前に大脱走なく大脱走の後に大脱走なし ★★★★★
すでに多くの方の賞賛を受けている作品なので、一部リピートになって申し訳ないが、まだCGもなかった時代に、アクション映画と言えば「大脱走」を筆頭に挙げる映画ファンは多かった。エルマー・バーンスティンの有名な「大脱走」のマーチから始まるこの映画は、前半はドイツの捕虜収容所からの脱走を企てる連合軍の捕虜達の人間ドラマであり、後半は文句ない大脱走劇に費やされる。その構成の見事さ、シナリオの運びに感心させられる。穴のない映画ではない(例えば、実際に脱走した脱走兵の数が、映画で見ているより遥かに多く、不自然)が、そこはアクション映画として大目に見るべきなのだろう。実話に基づいた映画だということだが、脱走に到るまでの様々な工夫などは他の映画を踏襲している。記憶がさだかではないが、戦前のジャン・ルノワールの名作「大いなる幻影」でも似たようなエピソードがあった。この映画をもしドイツ軍が見ていたら、簡単にはごまかされなかったということか。

特筆すべきは俳優陣だろう。スティーブ・マックイーンを一躍大スターにしたのはこの映画であり、ジェームス・ガーナー、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ディビット・マッカラム等、この映画を後のキャリアの踏み台にした俳優達は多い。ビッグXを演じるリチャード・アッテンボローは後に監督に転じ「ガンジー」など数々の名作を残している。またアメリカ兵とイギリス兵の気質の違いなどを比べて見るのも面白いかもしれない。語り尽くせないほど見所の多い映画であるが、リメークが好きなハリウッドがリメークしていないのが興味深い。それだけこの映画は、質が高く、他の追随を許さない。安易なリメークはできないのだろう。