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セレブリティ [DVD]

価格: ¥756
カテゴリ: DVD
ブランド: 松竹
Amazon.co.jpで確認
   作家志望の芸能記者リーは、なんとかセレブリティの仲間入りをしようと、女優、モデル、人気俳優に近づくが、ことごとく振り回される。その彼と離婚した元妻ロビンは、自分の生きかたをマイペースで貫き、いつのまにかセレブリティの仲間入りを果たす。
   ウディ・アレン監督が、マンハッタンを舞台に、有名人たちと彼らを取り巻く人間模様を皮肉たっぷりに描いたコメディー。アレンが得意としている、落ち着きのない神経症のような主人公をケネス・ブラナーが演じている。ほかジュディ・デイビス、レオナルド・ディカプリオ、ウィノナ・ライダー、シャーリーズ・セロンなど、スター総出演。ワガママなアイドルスターを演じる、レオの暴走ぶりも見ものだ。(斎藤 香)
男の自惚れをブラック・ユーモアにした作品 ★★★★★
アメリカのセレブを描いた映画です。
ウディ・アレン映画らしい、ブラックユーモアに満ちた作風ですが、結構シリアスです。
ウディ・アレンは自分自身を俎上に上げているのじゃないか、と感じられました。
主人公のライターは、40歳の高校の同窓会で出会った同級生達の姿を見て、「俺、今まで何してたんだろう?何もしないままで、あんな風になってしまいたくない」といった感情を持ちます。
この今まで何をしていたんだ、という言葉は自らの女性関係を指しています。
若いときに同級生と結婚し、それ以外の女性と縁のない生活を送ってきました。
この生活を断ち切るために離婚。ライターというセレブと近い場所にいる立場を利用して、次々と若くきれいな女性達と出会うのですが、いつも最後は同じことになってしまいます。
元妻は、夫の身勝手な考えで離婚してから、運が開けて彼女がセレブの仲間入り。何故か、分かれた女性は次々と成功してゆきます。
小説、脚本を書こうとしていますが、完成品はなし。
時間が経って、判ったのは自分は以前と同じ。別れた妻は、ファンにサインをねだられるほどのセレブで美しさにも磨きがかかっていました。
こういうことって、多いんじゃないでしょうか。
自らの幸福が判らずに、少し女性にちやほやされると錯覚してしまう男性。
ウディ・アレン自身は出演しませんが、主人公のケネス・ブラナーが、ウディ・アレンの分身のような役作りです。
豪華キャストだけれどストーリーの本筋が分かりづらい ★★★☆☆
 一人の脚本家兼小説家から見た、セレブ達のプライベートを描いた映画。全編モノクロ。

 セレブ達の社交界、出会いと別れ、成功と失敗。そしてセックスライフを皮肉交じりに映し出す。セレブ達も普通の人間。喜怒哀楽を感じ、悩みながら生きている。

 出演陣は豪華キャストらしいけど、自分にはシャーリーズ・セロンとレオナルド・ディカプリオ、ウィノナ・ライダーぐらいしかわからなかった。でもキャストがわかったところで、ストーリーの本筋はあやふやで見えないだろうと思う。目まぐるしく変わるシーン、登場人物の分かりづらい繋がりとその多さ、物語の力の弱さが目立ちます。
離婚をきっかけに迷走する夫と対照的な妻の出世 ★★★★☆
同窓会に出たことがきっかけで結婚15年にして離婚。やたらと女性にはもてるのだが目移りの激しさは異常。それを自分の気持ちに正直だと思い込み即行動に移すが、当然のごとく長続きはしない。中年期クライシスの典型を見ているようで個人的には笑えないところもある。離婚をきっかけに迷走する夫の一方で、いきなり離婚を突きつけられた元々は神経症ぎみだった妻は幸運をつかむ。最後のシーンが寂しさを引きずる。それにしてもシャーリーズ・セロンの妖艶さはすごい。ディカプリオもさすがの演技を見せている。
ケネス・ブラナー上手い! ★★★★★
いわゆる「中年の危機」(フォーティー・クライシスと言うらしい)をテーマにした映画です。 
だからディカプリオを期待して見ると、がっかりしちゃう気持ちは解りますねー

40才をすぎて、ある日突然、
今のままでいいの?? 早く自己実現しなくちゃ、このままじゃ年寄になっちゃう!
と思っちゃったジャーナリスト(本当は平凡な男)が、
幼馴染の妻と別れ、美人編集者と付き合ったり、小説を書こうとしたり、(実際は「書く書く」といいながら、なかなか実行に移せない)
果ては若い美人と付き合ってみたり。
ジタバタするけど、自分を変えるなんて、本当はそんなに簡単じゃなくて・・・

ところが、一方的に離婚宣告を受けた元妻は、最初はドーンと落ち込むけれど、
ひょんなことから教師からテレビリポーターに転進して大成功、素敵な恋人と結婚し、人生をすっかり変えてしまう。

人生思い通りにならないし、どこに自分の幸運は転がっているか解らない、としみじみ感じさせます。
ジタバタもがく中年を、ケネス・ブラナーが軽妙に演じて、ニューヨーカーになりきってます。(本当は英国人ですよね)
人生経験を積んだ大人向けの、クスリと笑える楽しい映画です。


ジュディ・デーヴィスとシャーリーズ・セロンが光っていた作品 ★★★★☆
セレブリティに振り回されて生活している売れない脚本家と、離婚後の気分転換に美容整形外科医を訪ねたことから、偶然に英語教師から人気テレビレポーターになってしまった彼の元妻を対比させながら、芸能界を皮肉るウディ・アレン独特の作風が漂う映画です。沢山の登場人物の中で、人気スーパーモデルを演じて断然綺麗だったシャ−リーズ・セロンと「インドへの道」とは全く違ったイメージで、TVレポーターになってしまった元英語教師を演じたジュディ・デーヴィスが印象に残る映画でした。