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シンドラーのリスト スペシャル・エディション 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

価格: ¥1,800
カテゴリ: DVD
ブランド: Nbcユニバーサル エンターテイメント
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戦争と人種間の争いはなくならない ★★★★☆
今の中東のイスラエルの気持ちもわかるが、イスラエルがパレスチナの気持ちを理解しないことが納得できない。自分たちが歴史から学んだ差別を認識して、共存する道を考えないといけないですね。いい映画でした!
ユダヤ人大量虐殺から1000人以上を救ったドイツ人 ★★★★☆
1939年、ナチスドイツ支配下のポーランド。ドイツ人実業家のシンドラーは
ユダヤ人を徴用した軍需工場を立ち上げます。工場は軍と契約して
利益をあげますが、ナチスによるユダヤ人収容・虐殺の影が忍び寄ってきていました。

実在の人物、オスカー・シンドラーをモデルにスピルバーグが監督してできた映画です。
できるだけ史実に忠実に再現された大量虐殺シーンが展開され
モノクロ映像や音楽とあいまってホロコーストの悲惨さ、残虐さを際立たせています。
その中で自らの利益を省みず故国ドイツ軍に立ち向かったシンドラーの勇気は見事です。

公開当時は劇場でさんざん泣いた記憶がありますが、今は泣けませんでした。
思うに、シンドラーが美化されすぎていることや
英語を知らないはずの人(ロシア兵など)が英語を話していることなど
リアリティを欠く部分があったことによるもののような気がします。

ただ、全体として感動の大作なのは間違いありません。
感動したい方、英雄ものが好きな方におすすめします。
残虐なシーンが観たくない方にはおすすめしません。
スピルバーグの色 ★★★★★
三時間を越える映画ですが、長すぎて…ということはありません。本筋は全編モノクロ撮りでシンドラーが金儲けから次第に自分の稼いだ金をホロコーストから少しでも人命を救う為にその儲けた金を使い始め…。そもそも金で人命が解決してしまう虚しさ、リストに載った者だけ助かったなんて…と戦争の作り出したそんな時代が悲しくなります。
本筋でポツンと唐突に出てくる赤はモノクロの中に栄え命の象徴に感じまたその赤が大勢の命が軽く失われている描写を麻痺させないために入れたのかな…?と気付かせる色
スピルバーグは映画一つ一つに象徴的に色が目立つなかこの映画は赤なんですね…
色を象徴的に使ってる作品では随一の作品です。
勘違いしないように ★★★★★
この映画はトーマス・キニーリーの本にもとづいているが、
この本は明らかにフィクションであり、スティーブン・ザイリアンがこの小説から脚本を作り、
その脚本をもとにスピルバーグが映画を撮影している。
しかし今日では事実ように捉えられる方が多いので注意したい。

ただ映画そのもののできはすばらしいのでさすがスピルバーグと賞賛せざるえない。

昔のGFを思い出した ★★★☆☆
不謹慎なタイトルです。しかし10年以上前、「シンドラーのリスト見ました?(丁寧語表現)」って聞かれて、ん、見てない。そもそもそれなんのリストの話、って感じで話はそれで打ち切り。超頭のいい彼女だったから、映画みていてその話が進めばどういう展開になっていたか。想像するとちょっと楽しく、ちょっと後悔の思いが募る。超頭のいい彼女だったから、ユダヤ人殺戮に対する単純な批判や、シンドラーの人道性を評価するような話ではなかった筈。そんなわけで、彼女との仮想対話を想像していた・・。それはともかく、以下に私的な印象を列挙してみることにする。

・シンドラーの行為はユダヤ人に対してというよりは一般的な人間としての素朴な感情によるものだったのか。しかし、どちらだったのかは映画は語っていない。その解釈を観客に投げているともいえるが、スピルバーグの解釈が提示されているべきだ。
・そうした内面的変化は何をきっかけに、どのようにして生起してきたのか。映画では、その肝心な内面の変化がうまく表現されていない。ただ「見ていた」ことが変化を引き起こしたとはいえないだろう。内面の独白というやり方をとらなかったのは、この映画の場合、表現に制約を加えているように思う。もちろん安直な独白は五月蠅いだけだが。
・他のドイツ人がそうしなかったのに、特に彼だけがそういう行為に走ったのは何故だったのか。ここはとても重要な点なのだが、素朴に彼の行為を賛美するような映画になっており、彼の特異性がうまく描かれていない。
・しかし、あと一人でも、という最後の場面での発言は、無理が分かっているだけに辛いものだったろう、と想像できる。あのナチス席捲の状況で、少しでもああした行動が取れたことに対する評価よりは、できなかったことについての苦しみの方が彼の内面では強かっただろう。そのあたりの選ばれた人と選ばれなかった人の間の絶望的な段差は、実際のシンドラーを苦しめていたと思われるが、映画にはあまり表現されていない。
・どうもスピルバーグの限界のようなのだが、人物の内面描写は苦手のようだ。
・モノクロとカラーの使い分けにしても、実に素朴なやり方。それが圧倒的な感情を喚起するのであればまだしも、モノクロが当時の時代表現に適していると言っても、あの解像度の高いモノクロでは時代的なリアリティはでてこない。
・スピルバーグの自民族に対する感情が制作の背景にあったのは当然だろうが、すべてのものにはポジティブとネガティブの両面がある。しかし彼にネガティブ面を期待するのは無理だろう。
・結局、巧みに物語り化した作品、というように思える。
・当時の写真で見るユダヤ人の表情にくらべて、登場人物たちはあまりに明るすぎる。実際はどうであったのか、見ていたわけではないが、隣人が即座に射殺されるような状況であれば、もっと押し殺した表情になるはずだと思うのだが。その意味では演出はいまひとつだと思う。
・こんな風に書いてきて、どうも日頃のスピルバーグ嫌いがでてしまっていて、それがこの映画に対する印象にバイアスをかけているな、と自分でも思った・・