いまだに記憶に新しい名作スリラー
★★★★★
後に有名になるきら星のキャストを集め、ひねりのきいたプロットでまとめた、知られざる名作のひとつ。
ランス・ヘンリクセンの先輩刑事ぶりや、ジョン・マルコビッチのいやらしい同僚刑事など、渋い顔ぶれと、ユマ・サーマンの盲目のチェリストというツボを押さえた配役がアンディ・ガルシアをもり立てます。
最近はマフィアの顔役しか振ってもらえないアンディ・ガルシアの若々しい素朴さも魅力のひとつ。
アメリカの劇場で見たときは、エンディングのどんでん返しで拍手が沸き起こりました。