『BUNNY』でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したクリス・ウェッジ監督率いるCGスタジオ「ブルースカイ」が初めて手掛けた、コミカルな長編CGアニメ映画。
時は氷河期を目前に控えた2万年前、孤独を好むマンモスのマニーとナマケモノのシドは、サーベル・タイガーのディエゴたちに狙われる人間の赤ちゃんを拾い、親元へ届けようとするが、行く手にはさまざまな困難が…。
氷の透明感を温かく表現できるソフト「ラジオ・シティ」の効果もあり、氷の中が舞台になるにもかかわらず、スラップスティック・ギャグの数々がほのぼのとした味わいとして生かされており、なおかつ生きていく上での厳しさといった辛口の部分も巧みに盛り込まれ、ファミリー層のみならず、大人もいつしかしんみりと感動できる好編に仕上がっている。(的田也寸志)
お子様向けなのですが、大人が見ても十分楽しい。
★★★★★
今からおよそ2万年前、地球は超氷河期時代(アイス・エイジ)に突入しようとしていた。寒さを避けて南へと移動する動物たちとは逆に、 孤独を好むマンモスのマニーだけは北へ向かう。 仲間からおいてけぼりにされたお調子者のナマケモノのシドは、 マンモスといれば安心とマニーについていく。
その頃、人間たちの小さな集落をサーベルタイガーのソト率いる一軍が襲っていた。 赤ん坊を抱いて必死で逃げる母親だったが、川に転落。 マニーとシドへ赤ん坊を託し、 母親は川下へと消えていく。 シドは赤ん坊を人間のもとに届けると言い出す。だがそこへ、ソトから赤ん坊を捕まえるよう命令されたサーベルタイガーのディエゴが近づいてきた。
洋モノに至っては「お子様向け」アニメしか見ていないのですが…。このアニメはずっとドングリを追いかけ続けているリスの祖先の「スクラット」が気にいって見ることになりました。お子様向けなのですが、大人が見ても十分楽しい。嫌味や退屈さがない、自分にして珍しく万人にお勧めできる作品です。マニーが人間を嫌い、他を遠ざけている理由もベタなんですけど。
鳥の巣や海や砂浜・天国にいってもずっとどんぐりを追いかけている「スクラット」。 電波が合ってとってもお気に入り。「どんぐり」なんて今やハムスターも食べない不味い餌なんですけどね。
けっこう感動しますよ
★★★★★
あり得ないような話の展開ですが、人間界でしたら呉越同舟。
動物の世界にもあるらしいですね。自然災害やなんかで肉食動物と草食動物が同じ洞穴の中に避難していたり・・・なんて話が。
アメリカのCGアニメはわりと好きです。ありそうなんだけど絶対にあり得ないって言う設定やストーリー(あれリスですかね?よく分からない小動物)など楽しめる要素が多いですから。
心温まるおはなし
★★★★★
氷河期が到来し動物が南下する途中で、ナマケモノ、マンモス、サーベルタイガーの3匹が迷子になった人間の赤ちゃんを偶然発見し、ファミリーへ届ける物語。
偶然にも人間の赤ちゃんを預かり、全く違うキャラクターの3匹が赤ちゃんを守っていく旅の中では、思わぬアクシデントもあるが、互いに協力しあって乗り越えていく。
フルCGアニメ・アドベンチャー
★★★★★
家族で楽しめるハートフルアニメです。
迷子になった人間の赤ちゃんを発見して、親に届ける旅へと出発するナマケモノのシドと、ヘソ曲りのマンモス・マニー、どこか怪しげなサーベルタイガーのディエゴの旅と友情・・・泣かせる映画です。
we won't forget about you
★★★★★
昔からずっと気になっていた映画ではあった。てっきりディズニーかと思っていたら会社が違う会社であった。しかし!内容は最高だった。笑いあり、涙ありの最高の出来だ。ナマケモノのシド、マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴと人間の赤ちゃんの冒険を描く。そしてそれぞれのキャラクターが人間の赤ちゃんを人間に返そうとする旅の途中心を開いていき、いつしかかけがえのない友情を育んでいく。
英語が分かると尚更おもいしろい。シドのちょっと変な発音の英語だったり、英語特有の皮肉が炸裂している。マニーは前半は殆どシドに対して皮肉を言っているのがおもしろい。是非おすすめの映画だ。