通常盤バラ売りされている4枚(劇場公開作)に、このボックスのみに含まれる特典ディスクを併せての5枚組です。
廉価盤のブルーレイが9月16日に実売価格2200円ほどで発売されることになっていることは知っていましたが、特典ディスク欲しさに箱買いしてしまいました。
ラスベガスのヒルトンで10年間行われていたスタートレックエクスペリエンスの最終日の模様や、悪役特集など、まさにファン垂涎の内容となっています。
本場トレッキーの熱いキモチを一緒に共感してみませんか?
無理してでもラスベガスまで行くべきだったーーー!!

特典DISCには、歴代エンタープライズの紹介がCGアニメと共にまとめられたもの、スタートレックのテーマパーク「スタートレック　エクスピリアンス」最後の営業日の様子などが収録されています。後者はスタッフの哀感やファンの姿も記録されており、ドキュメンタリー的な内容です。プロとして最後まで誇りを持って取り組むスタッフたちの姿や閉鎖に涙するファンの姿に共感しました。閉鎖前に行きたかったと思います。ディスクにはアトラクションの再現も収録されており、そうした気持ちも少し汲んでくれてるような気がしました。
本編の映像は、画質も音声も満足してます。DVDはあまり見返さなかったのですが、ブルーレイは見ることそのものが娯楽になりそうです。

TOSの『オリジナル・クルー劇場版BD-BOX』が、製作年度の割には、映像・音声ともに満足出来る内容でしたので、このTNG版では更なる期待をしていました。
予想通り、画質・音質共に素晴らしい仕上がりでした。
但し『叛乱』に関しては、高精細化ゆえにCGIの粗さが目立ち、少し残念です。

BOXのみの特典ディスク『EVOLUTIONS』は、TOS版の様なメインキャストによる座談会ものではありませんでしたが、興味深い内容で楽しめました。

各作品とも、既発売DVDに収録の３時間以上の特典映像に加え、新たな映像も盛り沢山です。
作品それぞれに、著名人らによる「スター・トレック座談会」と「ブレント・スパイナー特別インタビュー」が収録されており必見です。

『ネメシス』に収録の「ライカーとトロイ」と、『叛乱』のジョナサン・フレイクスとマリーナ・サーティスによる音声解説から、お二人の仲の良さが伺え、とても微笑ましいです。

ほぼ完結しているTNGですが、「USSタイタン」の物語など、またTNGクルーの勇姿を見てみたいですね。