天空の城ラピュタ レビュー
★★★★★
当時、幼少期の頃金曜ロードショーやVHSで何度も見た作品であり、久々にDVDで見ましたが、主題歌・シナリオも含めどれを取っても文句なしの名作です。
シナリオの概要に関しては、少年パズー(声優:田中真弓)が空から落ちてきた少女を助けたことで物語は幕を開ける。少女の名はシータ。空の海賊一味となぞの黒眼鏡の男達に追われていたのだ。シータが持っていた「飛行石」の神秘的な輝きに導かれ、バズーとシータはやがて、天に浮かぶ伝説の城「ラピュタ」に足を踏み入れる事になる。そこから様々な触れ合い・激闘を繰り広げていく壮大な物語になります。
大人になってから見ても何度でも感動させられます。☆=5です。
大好き。
★★★★★
この映画は本当に大好きです。の一言につきます。
もう全部が大好きです。
ジブリファンでラピュタを嫌いという人はおそらくいないでしょうね。
まずはじめのオープニングで何十回観ても鳥肌が立ちます。
音楽や、ストーリーのテンポのよさ、キャラクター、飛行石の謎、冒険などがすべて魅力的です。
なんというか冒険映画って私は大好きなんですが、まさにこの映画はドストライクでしたね。
私的にはクライマックスのシーンが一番の見所です。
シータとパズーが「バルス!」というところですね。
あそこのパズーとシータのやり取りの時の音楽と台詞が心に響きます。
何度観ても泣けてしまうんです。
あと、キャラクターがご飯を食べるシーンとか毎回見てもよだれが垂れそうになります。
私の中ではこの映画は1位です。文句なしに。
他のジブリ作品も同じように大好きだけど
この映画はほんとうにわくわくさせてくれるところがいい。
見てていつも思うのですがムスカさんのシーンでいつも笑いそうになります。笑
宮崎駿の最高傑作
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「天空の城ラピュタ」こそ、宮崎駿最高傑作です。幼少の頃から、もう何十回、何百回と見てきましたが、それでも見直すたびに新たな発見がある、まさに古典とでも言うべき名作であります。
登場人物達にとっても、もしかすると世界にとっても、運命を変えた壮大な物語なのですが、これは僅か3日間の出来事なのです。安易な時間経過によって逃げず、画面内の時間経過と実際の時間経過をしつこくなること無く近づけることが出来ていることが、物語の密度を高くし、テンポをよくするのだと私は思います。数々のエピソードを違和感なく構成し、2時間の尺の中に過不足無く入れ込んでいるのは、まさに神技というべきでしょう。この作品の構成が娯楽映画として十分で無いとの意見もあるようですが、他のジブリ映画、またアニメ映画でさえもこれほどまで飽きさせずに2時間視聴者の集中を保たせる作品は無いように思います。
作家性の暴走が見られる最近の宮崎作品と違って、この作品は一貫してアニメ作品としての常識の下、創られているのが素晴らしい。暴力的で残酷な物語であるにも拘らず、直接的な描写はほとんどなく、すべてが娯楽の枠に入るように見事に演出され、それでいて明快で健全なメッセージが全編を貫いています。まさに、「胸躍る冒険活劇」という謳い文句がこれほど似つかわしい作品は存在しないでしょう。最近のジブリ作品が好きな方々がどのような愛着を持っておられるかは分かりません。しかし、「人がゴミのようだ」とか「あ・・・、目、目が・・・」、「40秒でしたくしな」とか、思わず口にしてしまう、そんな思わずヲタクに誘われてしまう魔力がこの作品にはあります。そんな日常に浸食できるほどの強力な魅力を持ってこそ、人生を変えるほどの名作と言えるのではないでしょうか。最近の画の密度だけがグロテスクに暴走しているジブリアニメにはこのクォリティーはありません。
男スイッチが入った!!
★★★★★
今さらラピュタのレビューなんてと思われるかもしれないがジブリ作品に時代は関係ない。 特に夏になると繰り返し観たくなる。
中でもラピュタはシータという絶対的、主人公は、いるもののジブリ作品では、割と少ない少年の冒険ファンタジーでもある。 内容は、これを読んでくれてる方なら、よくご存知だと思うので…個人的な想いを綴りたい。
それは物語の冒頭は、まだ少年だったパズーがシータを守り闘い続けていくうちに、やがて男になっていくというところに俺は惹かれた。 そうして少年は大人になっていく。 人には必ず、ひとつやふたつ守るものが、必ずあるものだ。 それが何かは人それぞれだが。
それを改めて教えてくれた、この作品は何度も観る事になった。
宮崎アニメ3番目に好きな作品
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ナウシカより、笑いあり、登場キャラに幅もあり、メッセージ性もあり、バランスがとれている。ナウシカはいささか、説教くさいが。
ヒロイン、シータは、個人的にはイマイチだか、パズーは最高。勇気と情熱があり、溌剌とした少年だ。
宮崎作品の特徴、食べる物が美味しそうに描かれている。目玉焼き、パン、リンゴを2人で分けあうシーンは、何だか胸が温かくなる。宮崎作品はちょっとしたシーンが素晴らしいのだ。ドーラ婆さん最高。宮崎駿に元気で楽しい年寄りを書かせたら右に出るものはいない。
笑いは概ね、ドーラ一家が引き受けている。
公開当時、友人と映画館で見たが、フランス人男性も笑っていた。笑いは、時に共通の部分もあるのだな。