インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

オールラウンダー廻(1) (イブニングKC)

価格: ¥576
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
新しいタイプか、これからを楽しみにあ ★★★★☆
性格的に気弱な少年が格闘技を通じて、心も体も強くなり、そして周囲に新しい波紋を投げながら成長して行く。有名なものとしては、コミックではホーリーランド (1) (Jets comics (846))、小説では今野敏の復讐―孤拳伝〈1〉 (中公文庫)がある(ま、ほかにもたくさんあるかな)。

その意味では、本作第1巻を読んだ限りでは、まだ、これら先行作品に比べどうなのかは、微妙に把握できていない。
多くに種が蒔かれ、登場人物の紹介的なものになりがちな第1巻だが、ホーリーランドほどぐいぐい引っ張り込まれはしない。
でも、一方でぎりぎり精神的な厳しさなどはそれほどではなく、楽しめる娯楽モノにもでき上がっている。
だから、今後が楽しみなんだろうと期待している。
主人公達の幼少時の話と、細かなムーブの描写が秀逸 ★★★★☆
この作者特有の、生きていくことの辛さ・痛みが表現されていて素晴らしい。

今のところ「生きていくことの辛さ・痛み」を表現するキャラは主人公の幼馴染であり、ライバルになるであろう山吹木タカシが担っている。

幼少時の父との別れ、高校を中退しアマ修斗に参戦し、父の敵を討つことを断念させられてしまう。

生きていくことは辛さや痛みを伴う、それを体現したようなキャラクターで思い入れを込めながら読んでしまう。

主人公のメグルも飄々としているようで、芯は強く多少の痛みは乗り越えられる強さが窺え、タカシに劣らず魅力的なキャラである。


そして技術描写。

関節技の決まったもしくは、打撃がヒットした瞬間でなく地味な押さえ込みのムーブや、打撃を当てるまでのフェイントや誘いに多く描写を割いているのがすごく面白い。


上に書いた2つの要素が上手く絡んで、大変面白い作品となっている。

今後の進展がとても気になるマンガである。

格闘技を知らなくても、説明が丁寧なので十分理解できると思うが、知識があるほうがより楽しめると思います。
やはりこの作者はただ者ではない。 ★★★★☆
僕が小さい頃から世の中にはモノがあふれていて
そのくせ「不況だ不況だ」と言っていた
で、いつまでたっても「不況」でたまに「恐慌」とか来て
日本人はこの先もずっと「不安」なんだろう
気付くと僕は高校生で
とーぜん将来どう生きればいいかなんて全然わかんねーっス
こんなご時世ではとにかく打ち込める物を持っとかないとヤバいので
格闘技のジムに通ってます

タイトルが『オールラウンダー廻』なので主人公の廻はきっとオールラウンダーに成長していくとぼくの鋭い推理は冴え渡るのですが、今のところ廻にこれといった武器はなく、才能も見当たらず、いたって普通に弱いです。
試合の様子は丁寧に描かれていますが、必殺技なんかはなくリアルに描かれていると思います。
個人的な考えですが、格闘技などはリアルに描けば描くほど地味になっていくと思っているのですが、予想通り地味です。
練習も「プロとアマの最大の違いは基礎体力」とやっている補強が地味。
とゆーか、そもそも扱ってるのが「修斗」で地味な上に、さらにその修斗のアマ修斗から始まるってどんだけ・・・。
しかしながら、ここまで地味なポイントがそろっているのにぐいぐい引き込まれるのはやはり作者の腕なのでしょうね!
格闘技が好きな人は1度読んでみてください。
なんか映画のように走馬燈のように流れるカッコイイ第一話に☆5 ★★★★★
たまたま読んだ連載版を読んだら(平21年11月現在でヤクザ多数対タカシ編?)面白かったので購入。

今現在の連載版とは、違う展開のイメージ(単行本1巻全部)にビックリしましたが(笑)、なんか映画のように走馬燈のように流れるカッコイイ第一話に☆5。
この作者は、天才漫画家だと個人的に感じた。

帯をギュッとね! (1) (小学館文庫)みたいなマンガが好きな、学生時代に部活に所属していた人に是非☆5でお奨めします。
素朴な、しかし新しい格闘技マンガ ★★★★★
格闘技マンガ…というとバキやタフなどに代表される「超人」や「古武術」などが描写されるのが一般ですが、
そういった従来の格闘技マンガに対してこの「オールラウンダー廻」が新しいのは「とにかく現実的」なこと。
アマ修斗(実在の総合格闘技の競技名)という題材を扱っているだけでも非常に新しいのですが、
強くなりたきゃちっとも楽しくない練習を汗をダラダラかきながらやらなきゃいけない、
プロとのスパーでは普通に負ける、格闘技で強くてもそれだけでは食って行けない、
…などの格闘技の苦しい、辛い部分もしっかり描いています。
また試合中の選手の動きも丁寧に描写し、解説役のプロもクドすぎない程度の解説で非常にテンポがいいです。
一般受けしやすそうなクセの無い絵なのもまたいいですね。
あと個人的に「おおっ」と思ったのは、
・格闘技やってる人はやっぱりイレズミ入れてる人が多い
・パスガードされないように足を効かせてるシーン
・プロとアマの違いをフィジカル(体力)の差と言い切る
他にもまだまだ挙げたいシーンはありますが、このぐらいで。

超人や古武術が大手を振って歩く格闘技マンガではない現実的な格闘技マンガを読みたい人、
是非「オールラウンダー廻」を手に取ってください
今月末(2009年9月)には二巻も出るそうなので…