パヴァロッティ最高!!
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これはパヴァロッティが残した映像の中でも一位二位を争う名盤である。
パヴァロッティが愛の妙薬(実は安いお酒なんだけど)に酔いララララ…♪と陽気に歌う場面は可愛いし和んだ笑いを誘う。
キャスリーン・バトルも素晴らしい。
傘をもって優雅に歩く姿はまさに賢いアディーナそのものだし、最後に受け取ってあなたは自由よ。と歌う場面も彼女の優しさがにじみ出ている。
このオペラは内容は「お金と愛どっちが大事?」というごくありきたりだが最後のエンディングは「ああ、本当によかった」と思わせる和やかな笑いと暖かい満足に満ちている。
この暖かい満足はパヴァロッティの陽気で明るい人間性からくるものでこの盤は永遠に人に見られていくものだと私は思う。
オペラが大好きになったきっかけの1枚
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「オペラって、暗かったり、悲しかったり、お姫様や王子様の話で御伽噺のようで現実感が無かったり、なんだかとっつきが悪いのよね〜」と思っていた私の、オペラに対しての偏見(?)を取り除いてくれたのがこの「愛の妙薬」です。
何といっても、パバロッティの抱きしめたくなるような可愛らしさ! そして、キャスリーン・バトルのちょっとつんとしたお嬢さんの揺れる乙女心。
でも、何よりいいのは、詐欺師の薬売りも含め、ハラハラはさせても、嫌な気持ちにさせる人物像が誰もいない事。最後までハッピーな気持ちになります。
また、役に溶け込んだ歌手達の安定した歌声と演技は、現実を忘れます。
パヴァロッティはこのあと何作品も観ましたが、この「愛の妙薬」のネモリーノを演じるパヴァロッティがやっぱり今でも一番好きです。
豪華なメンバー
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指揮者にレヴァイン、アディーナにキャスリーン・バトル、ネモリーノにルチアーノ・パヴァロッティ、ベルコーレにファン・ボイス、ドゥルカマーラにエンツォ・ダーラ、ジャンネッタにユーリス・ユーカーと、豪華な顔ぶれです。これもメトロポリタンならではのキャスティングでしょう。
パステルカラーをふんだんに使った華やかな舞台です。
観ても美しい作品です。
最高のキャスティング!
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美しくて気が強いアディーナ(バトル)
純朴で一途なネモリーノ(パヴァロッティ)
自信過剰なベルコーレ(ポンス)に
いかがわしさ120%のドゥルカマーラ(ダーラ)
これだけキャストがはまった公演も珍しい。
みんな歌もいいけど、演技も素晴らしい出来。
特に妙薬!?を飲んだあとのパヴァちゃんは
「役者やのぉ」の一言につきる。
大いに楽しませて貰いました。
バトルの愛らしさと、パバロッティの切ない声にうっとり!
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バトルとパバロッティの声も演技も言うこと無し。愛らしいバトルと太ってるけど切ない声が素晴らし~いパバロッティの二重唱をたっぷり味わうことができるぞ。レヴァインの指揮も、こうしたひたすら明く楽しい曲ならぴったりです。