ハっと驚かずにはいられない!日常の中の数学
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ポリンキーのCM、だんごさん兄弟の映像、ピタゴラスイッチ、いたちのたぬき。。。
言葉遊びと、映像と、数学の魔術師、佐藤雅彦さんがまたしても度肝を抜く映像集を出されました。
それが、この本です。
まずは、上にある映像を必ず見てください!!
この本は物理と数学の教師は絶対買わなければいけない映像本、また「教え方」の本となるでしょう。
内容は、日常生活から様々な数学的曲線を見出すというもので、例えば自転車の車輪の回転から、サイクロイド曲線という、きれいな数式であらわすことのできる曲線を抜き出します。
だいたい想像がつくのが、サインカーブや放物線なのですが、私の予想をうらぎってくれたのは、タンジェント曲線。
あんなものが、日常生活の中に潜んでいるのか!と思ったのですが、なんと救急車やパトカーの回転灯に潜んでいました。
どうも、数学に興味が持てないのは、教師が日常生活でどのようなところにあるのかを上手く説明できないからだと、私の思っています。
本来の数学の目的ではないので、そこまでする必要はないと思っている教師も多いと思うのですが、多くの生徒が興味を持つのは、日常生活にどう応用出来るのか?どんな関係があるのか?といったことですね。
そんな意味でも、この映像を生徒に見せれば、数学に興味あるをもつこと間違いありません。
やはり佐藤雅彦さんはすごすぎます。 kuwako-lab.com