トークにグイグイ引き込まれた。そしてきみまろワールドの信者になった。トークがキツいのに嫌味が残さないのがマジックだ。毒舌だがチャーミング。新しいタイプのおもしろい中年トークを体験した。

賛否両論巻き起こること必死の綾小路きみまろ氏であるが、自虐ネタを含む軽快なトークで笑いの
渦を巻き起こす。数回観たが、わかりやすく例えがうまい(機転が利く)という点においては、やはり
こういった熟練の中年芸人に適う人材はなかなか見つからない。

多少間延びするところも見受けられるが、それもきみまろ氏のズラを観ていると忘れる。
メリハリのある話し方には見習う点が多い。半端でない観客動員数を誇るだけあると納得させられ
もした。

ネタ的には、vol1と被る点が多い。しかし観ても何ら損はないであろう。

以前より欲しい商品でしたが、書店になく探しておりました。商品が届くとすぐ拝見し楽しく1日を過せました。ありがとうございました。

　僕は中高年。今まで「きみまろ」を知らないできたことが大変残念です。とにかく登場から1時間余り、1分に5回の割で、観客は笑いっぱなし。特別な芸はほとんどしない（音声模写少しあり）で、ただひたすらしゃべるだけ。まったく新しいタイプの芸人です。
　さんま、たけしのようなその場の即興ギャグと違って、周到に準備された笑いです。PHP文庫で彼の今までの人生、ネタの集め方など読みました。キャバレー、森進一、五代夏子の司会を経て今に至った話。そこで爆笑を取ったものだけを集めたステージだから、観客から笑いが絶えない。下積みの長かった彼の、凝縮された、すばらしい舞台です。
　第1集とだぶっているネタでも、またまた笑っちゃう。そして新作のネタもgood。しゃべり方、間の取り方もさらに上手になって、完成の域。第3集も評判がいいので、ぜひ買うつもり。きみまろの話はすべて中高年をけなすネタだけれど、そこには「愛」がある、「思いやり」がある。中学生のわが子も大笑い。中高年の人間の弱さが分かるあなたには、きっと彼の魅力が分かるはず。「老け込むには早すぎる、でも…。この平成の時代をきみまろと一緒に生きていきましょうよ！」

ＤＶＤ前作とかぶるところはそんなにないのですが、ＣＤ１作目とかぶったところ、（前後しますが）ＣＤ２作目とかぶったところをチェックしてみますと、だいたい新ネタは５０分のうち１５分いくかいかないか……というところ。ただ、それが冒頭集中しておりまして、最初の１０分は初めて聞くネタで楽しめました。あと、微妙に変ってる自爆ネタがあるのと、音声が伏せられているところがあって気になります（誰の名を言ったんだろう　笑）。
もう一つ、１シークエンスじゃなくて途中カットしている形跡があるんですが、カメラアングル云々というよりそのカットと編集の仕方がどうも「かえって見にくくなった」という状態。相変わらずの面白さとその辺りの難点を足して２で割ってこの☆数。

安くて早くて、言うことありません。義父への誕生日プレゼントだったのですが、とても喜んでもらえました。