この手の「テレビ番組をDVD化したもの」というのはたいてい「名場面集」とかに終始してしまって、細切れ感が付きまとうものなのですが、この作品の場合は内容の8~9割が「DVDでしか見られないもの」です。ですから、非常に濃い内容にしあがっています。
テレビ放送はゲスト(お笑いの素人)と交わっての番組でしたから、内容としては薄かった印象がありましたが、純粋にレギュラーだけでやるとこうも内容が濃くなってしまうのか、と感心してしまいます。
「話術のみで相手に青汁を飲ませるゲーム」や「言葉の起源に対しての6つの説の中から、ひとつだけの本当の説をあてるゲーム」など、下手なアイドルなんかとするより芸人同士でしたほうが絶対面白いはず。
その思いはやっぱり本当でした。
そのほか「直前にフられたネタを使っての自己紹介」や「暴走する劇団ひとり」など、見所が山ほどあります。
お笑い好きな方は購入したほうがいいです。強くオススメします。