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武士道シックスティーン [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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原作ファンにはつらいかも ★★☆☆☆
原作では早苗が強い理由(日舞をやっていた)が削除されため、なぜ香織に勝てたのかというのが偶然みたいな感じで薄っぺらな印象になってしまった。また香織に強い影響を与える役回りの師匠の存在が削られてしまい、香織のドラマパートのシーンに重みを与えることが出来なくなってしまっている。他にも原作であった場面が変更または削除、しかもそれがうまく機能してない感じがする。
映画そのものでは会話シーンならまだしも動きのある場面でも静かなピアノソロばかりが流れるというのはどうか?「装甲騎兵ボトムズ」では動きのあるシーンにあえて静かな音楽を流してより印象づけるという手法をつかっていることもあるが、全て静かな音楽ばかりというのはやはり問題。

好感が持てた部分では試合用と練習用で防具を使い分けたり、北乃きいが本来ならスタントがやるべきシーンも本人がやっている場合もあるので場面のつながりが不自然でなかったりするところも。(私自身エキストラで参加してるので確認してます。)

良い部分もあるものの、原作の「単なるスポコン物にはさせない」的な雰囲気が無くなってしまったのが残念。それでも北乃きいの役の取り組みの張り切りぶりが画面に出ていて稽古や他のシーンでも早苗のキャラクターとダブって好印象。
波瑠ファンを敵に回した作品(怒) ★★★☆☆
うちは波瑠のファンで彼女が出演すると聞いて映画を観たのですが正直がっかりした。まず他の女の子に比べて扱いがお粗末に感じた。出番は少ないし妹役の北乃きいに難癖つけてるだけだししかもストーリーに全く絡まない。まだ同じく脇役の石黒英雄のほうが扱いがいいと思ったしせめて主人公の同級生役にするなり何らかの措置はとれたはずである。たとえ脇役でももう少し登場人物を大事にしてほしい。波瑠については11月に「マリア様〜」がある(しかも主役)のでそれに期待すべきか。
アイドル映画と侮るなかれ ★★★★★
恋愛でもなく、過激でもなく、スポ根でもなく、さわやかな青春映画。アイドル映画的要素はありますが、それはプラスにこそなれ、マイナスにはなっていない。タイトルから、女子と剣道と言う組み合わせの、単なるスポ根パロディーになってしまうのうを少々危惧しましたが、挫折と復活の、しっかり青春友情劇でした。

主役二人のキャスティングがとにかく素晴らしい。よくぞ、このタイミングで、人気、実力が伴ったこの二人の共演が実現したことと思う。それぞれの良さをお互いがうまく引き出してるように思いました。成海璃子の気合の入った圧倒する叫び、北乃きいの逃げまわる俊敏さ、剛と柔の対比で、確かにキャスティングは満点でした。
冒頭、成海璃子が「イヤーァ!!」と剣道特有の気合声を発する。この声が実に素晴らしい。これで、本作が秀作になることが予感されます。ホント。

成海璃子が演じる香織は、宮本武蔵の「五輪書」を座右の書とし、寝てもさめても剣道一筋の剣道バカで、「テメー」「コノヤロー」という野郎言葉を発する男キャラ。なぜか惹かれ近づくお気楽少女の早苗。ストーリー自体は、冒頭のエピソードから構成がしっかりしている。片や母不在、もう片方は板尾創路演じる父が失踪中という設定も生きている。
この二人のつかず離れずのからみが面白、おかしく、そして涙を誘う情景までもが何度となく訪れます。
一方の早苗も、香織の剣道に対する姿勢に感化され、いつしか勝つことの達成感を知っていく。一見、回り道しているようで、ふたりは確実に成長している。『折れてこその心』という顧問の先生の言葉が、“強いだけではだめ”というあらゆる武道に共通する精神を喝破していた。

「私は本当は強いのよ」「そう、知らなかった」「あなたは知ってた、教えてくれてありがとう」「どういたしまして」この台詞こそが、本作を表しています。武士道精神ですね。いや、よかった、よかった。(笑) 原作は、さらに続いているようです。続編期待です。
今年度上半期No.1の感動でした。 ★★★★★
現代に生きる宮本武蔵のような勝つ事だけが全ての香織(成海璃子)と、楽しむというより遊んでいるような感覚の剣道をする早苗(北乃きい)の出会いからライバルになるまでのストーリーですが、田舎の小さな映画館で上映されてるのをわざわざ、観に行きましたがそれだけの価値は十分にありました。成海璃子と北乃きいと言うキャストもハマり役で孤高の天才がよく似合う成海璃子と天真爛漫な明るい女の子役の北乃きい、全く性格の違う2人が互いに魅かれ会って行く心の動きがスクリーンを通して見ている側にも伝わってくる見事な演技で、とても清々しい気分にさせてくれる映画でした。成海璃子に関しては書道ガールズでも見事に好演してるし、シーサイドモーテルでは、今までしたこともないキャラの演技を披露しています。
現在でも魅力のある演技をする女優さんですが、これからも期待出来る方だと思います。伊達にキャリアが長い訳じゃないんですね、若いと行ってもキャリアはベテランの領域ですから。剣道の試合シーンは迫力に欠けるかも知れませんがストーリーもキャストも良かったので、是非、大勢の人や地方で上映されてなかった彼女たちのファンの皆さんにも見てもらいたい映画です。