名作
★★★★★
自分がここ数年で観た作品の中では一番面白いと感じた作品。
ストーリー展開、キャラクター、話のテンポ、どれをとっても素晴らしい。
原作が超有名文学だから面白いのは当然!という意見もあるが、SF要素を含めて、よくここまで違和感なく仕上げたと思う。
知名度がやや低いのが残念だが、人には自信を持って勧められると思う。
何度も見返したくなります
★★★★★
以前からグラフィックが変わってたので気になっていたので
レンタルしてみました。が、また見たくなって買ってしまいました(笑)。
最初の頃はグラフィックのすごさに見入ってましたが、アルベールにいらつき、
伯爵のかっこよさに見とれつつ…。序盤の話はそんなに引き込まれず、途中で
見るのやめようかなーと思ったりもしました。
ただ、どんどん話がすすんでいくと、話の展開に引き込まれて、一気に最後まで
見続けてしまいました。
音楽もいいし、ストーリーも計算され、完成された作品!と思います。
最後まで見ると、すべての伏線を回収していることに感動しつつ、もう一度
見返したくなる、というわけです。
最終回付近は感動です。
それにしても、コレをTVシリーズでやってたのはホントにすごいと思います。
いつまでも語り継がれる作品
★★★★★
未来が舞台になってはいますが、基盤はやはり「モンテ・クリスト伯」の時代背景だと思います。もし前半だけ観て、続きを観るのをやめてしまった方が居るとしたら非常に惜しいことでしょう。「物語が今までに読んだことの無いシナリオだ!」というわけではありません。が、演出、作画にやられます。
特にアルベールたちの日常が音を立てて崩れていく様は圧巻です。
どん底の状況で仲間を信じられるのか。策略にどう打ち勝つのか。見所がたくさんあって、何回も何回も繰り返し観てしまいます。
オープニングの「We Were Lovers」と本編の関係にも泣かされます。終盤にはきっと誰もが涙腺のダムを決壊させることになるに違いありません。
不況の今、僕はこれを観て、生きる力を、生きる強さを養って必死に生きています。
そしてやっぱりフランツはいいヤツだ!
驚くべき和音
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アレクサンドル・デュマの「モンテクリスト伯」。それを下敷きに書かれたSF小説・アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」 この二つの流れから生まれた、見事な物語です。
少年側の、残酷なほどの無垢さと、無邪気さに痛みを感じることもあれば、大人側の身動きできぬほどに縛られた過去と魂の哀切さに泣くこともあるでしょう。
献身と犠牲、報復と復讐、慈悲と寛容。大きな意味合いを持った感情が、共に絡み合いながら流れてゆく美しくも悲劇的であり、また未来に向かう物語でもあります。
実験的なCG表現も多く、全てが絵として見ごたえのあるアニメーションです。
また、最終回付近で、ANNA SUI(アナスイ)がデザインした衣装が使われています。
本当に素晴らしい作品
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大好きな作品のひとつです。この作品のテーマは「愛」だと思います。いろんな形の愛の姿が描かれ、音楽、映像、声優の演技、すべてが素晴らしいです。「モノノ怪」の作画はこれを参考にしたのかな?後半の盛り上がりはすごい。