痴呆の方と関わるにあたって・・
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祖母は痴呆症でした。当時入院していた祖母を見舞いにいくと、ぼくを見て、母の弟である叔父の名前を呼ぶ祖母、当時1歳の息子のお菓子をほしがる祖母をみて、昔の子煩悩でやさしい祖母の面影がくずれてしまいそうで・・・面会に行くこともためらいましたが、妻は、作業療法士といってリハビリの仕事をしており、祖母が、子供や孫を育てていたいい時代を、ぼくや息子をみて少しでも思い出してもらおうと、面会に行くようにぼくの背をおしていました。そんな妻が、いま痴呆症の方の作業療法に役立てている本だそうです。素人がみても、まったく分からない専門書というものではないようです。