このモノクロ版「サイボーグ００９」は後に「タイガーマスク」の作画監督としてシャープなアクション描写でアニメ史にその名を残す「木村圭一郎」氏の出世作である、TVアニメ創生の時期に東映動画(現在の東映アニメーション)内はそれまで劇場映画を製作してきたいわゆるフルアニメ派とTVアニメ向けのリミテッドアニメ派に分かれていたようでこの「サイボーグ００９」の劇場版は初めての試みとしてTVアニメの手法で劇場用アニメを製作するといういわば実験作、それが見事に功を奏し続くTVシリーズでも同氏の出番となった劇場版のシャープさに加え丸みをおびて可愛らしくなった００９達は「辻真先」の素晴らしい脚本、「小杉太一郎」の勇壮な楽曲、「森功至」「永井一郎」「曽我町子」らの名優によって命を吹き込まれ放映より４０数年がすぎても瑞々しい感動を与える傑作となった。

「石森章太郎」の原作漫画のアニメ化というより「サイボーグ００９」という作品の東映流アレンジバージョンといった趣で後年の(石森原作に偏りすぎた)アニメ版「００９」よりもテーマ性と娯楽作の両立という点において優れた作品である。

願わくばモノクロ画面にCG着色を施した「カラー版」を製作し、この素晴らしいシリーズを後世に残して欲しいものだ。

手に入れました。見てます。

私は1972年生まれなんで、1968年は当たり前の話なんですが

生まれてないです。

ライダーやウルトラは再放送で見てるんですが、

この００９は初めて見ます。

７９年版世代なんですが、６８年版も面白いです。

００７を子供に設定してあるのも新鮮でした。

やはり、００９はいつの時代もすごい。

ストーリーの展開が最高、後の００９は変なＳＦ趣味、文学趣味に走りすぎ。やはりアニメを見る層が子供でなくなったからでしょうか。とくにサイボーグＸの挑戦は大きなどんでん返しがありこれこそアニメの楽しみといえましょう。いつまでも自分の手元に残しておきたいＤＶＤです。小学生のころ夏休みの宿題をやらずに母親に怒られながらテレビにかじりつきサイボーグ戦士の活躍を見た思い出があります。蝉の声、カルピスの甘さ、００９の活躍昭和３６年生まれの私はおそらく再放送を見たのでしょうか少年時代の甘美な思いでの一つです。

2009年のクリスマスに届きました (^^:;)

早速、見ましたが、白黒画面かぁーって感じでしたが、オープニングから懐かしさで興奮してしまいました!!!

007は、やっぱり子供が良いし、いい味出してますね\^o^/

現代と違いSTORYに暖かみが有ります…
爺さんになっても見るつもりです〆
(笑)

後のカラー作品のような小綺麗さはないけどストーリーは多種多様で秀作も多い。中でも「太平洋の亡霊」は異色ながらも名作です。将来ジョーとフランソワーズは結ばれるとわかるエピソードもあり。ちなみにブラック・ゴーストは出てきません、「幽霊同盟」も関係あらず。サイボーグ達はいつもつるんでいる事はなかったんですね、009、003、006、007、001は日本にいて他は海外にいる設定でした、他のサイボーグの活躍が印象に残ってないはずだ。