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神々の黄昏:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』第3日 (ワーグナー・オペラ対訳シリーズ)

価格: ¥6,264
カテゴリ: 大型本
ブランド: 白水社
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ワグネリアンなら「買い」のシリーズ ★★★★★
総譜、対訳、ライトモティーフ等の解説本・・・とあれこれ買い集めることを思えば、一冊にまとまってこの値段はまあ許容範囲。
DVDの字幕だけでは味も素っ気も無い台詞が、散文劇ではなく詩劇であることを踏まえたリズムの良い訳文で実に味わい深くなっています。第二外国語でかじっただけの独語力でも、訳の助けを借りて読むことで、台本作家に丸投げせずに自分で書き上げたワーグナーの総合芸術家としての自負と情熱がわずかなりとも伝わってくる感触があります。
圧巻の最終場面 ★★★★★
以前の三夜は英雄ジークフリートの悲劇のための伏線だったとも言える(事実、最初に台本が完成したのは「黄昏」からであった)。指輪をめぐる争いはますます血なまぐさく壮絶になり、登場人物達の愛憎もからんで劇的な幕切れを迎える。登場人物達の心理の変化についてゆくには対訳だけでは足りず、この本のように譜例付きの解説が不可欠である。この本の唯一の難点は価格だが、指輪の世界への近道と思えば納得できるか。
充実の大型本 ★★★★★
見開き2ページにドイツ語と日本語の対訳、そしてくわしい注解と、音楽的な注釈、それに譜例までついている。なんとも行き届いた作りの本である。ワーグナーの楽劇の複雑で豊かな内容を微に入り細に入り解説し、読者をその奥深い世界へいざなってくれる。指環4部作すべてそろっているので、CD全曲盤を聴きながら味わいたいシリーズである。大推薦。