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パプリカ [Blu-ray]

価格: ¥5,980
カテゴリ: Blu-ray
ブランド: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
   医療研究所が開発した他人と夢を共有できる画期的なテクノロジー“DCミニ”。だがそれが盗まれ、悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するように。一体、犯人の正体は? そして目的は何なのか? 事件の解明に挑む美人セラピストの千葉敦子は、クライアントの夢の中へ容姿も性格もまったく違う夢探偵“パプリカ”となって入っていくが、そこには恐ろしい罠が待ち受けていたのだった…。
   『千年女優』などで知られる今敏の最新作アニメ。アニメの魅力のひとつはメタモルフォーゼにあるが、本作ではそれが人物ひとりの変容だけでなく、世界を変容させていく。例えば刑事の夢の中に入った時は、瞬時に場面が『ターザン』の一場面になったりスパイ映画になったりするのだ。夢の世界が舞台なだけになんでもできるという状況を、今敏監督は逆手にとってまさにイマジネーションの洪水ともていうべき展開を見せるのだ。ストーリーも魅惑的だが、その映像に酔いしれること確実の、アニメとしての魅力にあふれた素晴らしい作品だ。(横森 文)
名作 ★★★★★
レビューを見ないで実際に観ることをおすすめします。圧倒されること間違い無しです。

「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のブルーレイ化も切に願います。
哀悼! 今敏監督 ★★★★★
8月24日、今敏監督が膵臓癌のため永眠につかれた。享年46。あまりに早い。あまりに惜しい。
ハリウッド発の「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督)が話題になっているが、
「パプリカ」とその発想は非常に似通っている。今監督がテーマとした現実と夢想との境界線が現代人の
共通の関心事項になっている証左であろう。

今監督はこれまで、次のような作品を発表してきた。(Wikipediaより)
 * PERFECT BLUE(1997年)ベルリン国際映画祭招待作品
 * 千年女優(2001年)  ドリームワークスにより世界配給
 * 東京ゴッドファーザーズ(2003年) 『千年女優』と共にアカデミー賞長編アニメ賞候補作品
 * 妄想代理人(2004年)  初のテレビアニメーション
 * パプリカ(2006年)   第63回ヴェネツィア国際映画祭出品
 * オハヨウ(2007年)   NHKのアニクリ15 Third Seasonで放送
 * 夢みる機械(時期未定)

作風に変化は見られないが、作品を重ねるにつれ、脚本や美術的技法に磨きがかかり、今後を大いに
期待した監督であった。また、声優やスコアの大切さを十分理解されていて、声優には江守徹氏はじめ
ベテランを多く起用した。音楽には平沢進氏を起用した。平沢氏については、今作品を通して知った人
も多いのではないだろうか。

本作「パプリカ」は今ワールド全開のサスペンスアニメである。
アニメという制約の少ない表現方法ながら、人物描写は葛藤や恋愛感情など等身大であり、
大変すぐれた作品である。未見の方は是非ご覧になることをお勧めしたい。

パプリカ ★★★★★
脳ミソを直に擽られたみたいでした。

今敏監督の真髄を感じます。
魅力と構成の複雑さが混じった日本のアニメ ★★★☆☆
夢の世界を他人と共有できるというデバイスをめぐって、その奪い合いと夢と現実を又にかけたバトルが繰り広げられるアニメ。画像そのものは非常にきれい。解像度や色調、アクションの描写だけでなく、主人公のパプリカも魅力的かつ、生き生きと表現されていてこの作品の基調を作っている。
シナリオは好き嫌いが分かれるだろう。一つ一つのストーリーの流れが、因果関係はあるのだが、それに対する説明が弱いし、いきなり飛躍する部分も多い。序盤の場面には省略できたシーンもあるし、その時間を後半に割いてもよかったのではないか。後半は、ストーリーが一気に拡大して、その広げた風呂敷をうまく片付けるには、もう少し時間と整理されたシナリオが必要ではないか。最後の終結させ方も、いまひとつしっくりこない。日本アニメ的展開といえばそれまでだが、それを前提としないと理解しにくい、といえるだろう。
また、単発のドラマが細切れに進むものも多く、時間上制約条件がある中で、もう少し的を絞ったほうがよかったのではないか。特に後半のドラマには、やや突発的なものもあり、ドラマを見ているというより、いきなり結論を提示されている感があった。わかりにくくはないが、このあたりは見ていてしっくりとこない部分であった。
個人的には夢のシーンを見ながら、かつての名作、ビューティフルドリーマーを思い出してしまったが、今回は複数の人物の夢がつながり絡んでかつそれが一気に拡大してく上に現実の世界の描写もあり、詰め込む要素がもともと多く、構成上の複雑さをえらく大きくしている感がある。
ただ、その点を除けば、作品のモティーフは悪くないし、全体的にうまくいえないが、魅力感?を感じる作品。
やや辛めに評価したが、日本アニメ的展開に抵抗感がなければ、もう一段評価を高くしてもよいとは思う。
Movie: 3.5/5 Picture Quality: 3.5‾4.25/5 Sound Quality: 4.5/5 ★★★☆☆
Japan
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MPEG-2
1:30:32
24,705,079,296
Average Video Bit Rate: 29.13 Mbps
LPCM 5.1 4608Kbps
DD AC3 5.1 640Kbps

U.S.A
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MPEG-2
1:30:32
25,520,259,072
33,575,401,901
Average Video Bit Rate: 26.61 Mbps
Dolby TrueHD 5.1 24-bit