TVシリーズに先駆け、1984年に「風の谷のナウシカ」と併映された宮崎駿監督による短編アニメ。「青い紅玉」「海底の財宝」の2本立て。私立探偵ホームズと、その助手のワトソンがモロアッチ教授の企む数々の事件を解決していく。
TV用として制作されているために1話が30分に満たないが、その中に宮崎駿お得意のユーモアまじりにして密度の濃いアクションが徹底して詰め込まれており、一瞬たりとも画面から目を離すことができないほどに魅力的。(田中 元)
巨匠最後の活劇アニメ♪
★★★★★
映画館で見た世代です。NHK/BSでやったのを録画して見てたんですが、テープがよれよれになってきて、先日やっとDVDを買いました。やっぱり、映像がきれいですね〜。嬉しい。
TV版の方が人気があるみたいですが、やっぱりこちらを初めに見たから思い入れがあるし、個人的に映画版の方が好きなんですよ。広川サンはホームズのスカした感じが出ていてこれはこれで良いと思うけど、柴田サンの「飄々と見せてはいるけど、根はキマジメ」って感じのホームズ、何ともいえずに好きです。それに、とても美声ですし♪
映画版の方がちょっとだけ尺が長いですしね。「海底の財宝」の「飛行船で空中散歩♪」のシーンが、TV版ではカットされてるのが、何とも残念。すっごくきれいなシーンなのに〜。宮崎アニメって、日本人のイメージにあるヨーロッパの風景を、ほんとに美しく表現しますよね。
それに、BGMは断然映画版が好きです。特に、「青い紅玉」の最後の追いかけっこのところ、TV版は緊張感をあおるようなBGMなんですが、映画版のアップテンポな音楽の方が合ってると思います。聞くたびにほんとにわくわくしちゃいます。モリアーティ(じゃなくて、モロアッチか)の飛行機が飛び立つところや、最後にポリィがホームズの腕に飛び込むクライマックス、ほんとにノリノリで、何度見ても良いなあ♪
…ただ、あの「シャーベック」だけは、なんとかならないかっていつも思いますけどね。名前を変えるにしても、語呂が悪いですよ〜。とっくに著作権切れたんだし、なんとかなんないのかなあ。
このホームズが、宮崎巨匠の最後の活劇アニメなんですよね。「活劇限定で宮崎ファン」の私としては、とても思い入れがあります。手練れの名匠が遊び心いっぱいに作ったという感じで、ほんとに大好き。巨匠、またいつかこういうの作ってくださらないでしょうかねえ。ムリかなあ。個人的にはちょっと寂しいなあ。
ルパン三世と名探偵ホームズ
★★★★★
ルパン三世もみましたが、名探偵ホームズも面白いですね。
できれば、二人の対決をみたいと思います。
宮崎駿の作品はほとんど購入して、暇な時にみています。
私はテレビ版が好きなんでスイマセン
★★★☆☆
ワンワンホームズがDVDになっているとは知りませんでした。
作品自体は好きなんです。でも、
テレビ版を毎週楽しみにしていた私は、キャラクターの名前が原作と違うのと、
ホームズの声が広川太一郎さんではない事から、ホームズの芸風(笑)が違う
のがなじめませんでした。
内容的にはテレビ版にも同じ話があるので、テレビ版を強くお勧めします。
印象深い作品
★★★★★
イタリアの国営放送局RAIと日本のテレコム・アニメーションフィルムが
テレビシリーズとして共同製作を開始した作品。
6話分を宮崎駿が監督したところで製作が中断、
お蔵入りしていたが、うち2話分だけが
「風の谷のナウシカ」と同時上映されたことにより
ようやく陽の目を見たいわくつきのものである。
内容はコナン・ドイルの原作とはまったく離れ、
擬人化した犬のキャラクターが
霧のロンドンで謎を解く冒険活劇である。
若かりし宮崎駿の演出はスピーディーかつダイナミックで
動きのカタルシスに満ちている。
この後製作が再開されたテレビシリーズとは
声優や音楽が一部異なっているが、
ホームズ役の柴田p彦が出す大人の味
そして桑名晴子の曲がかもし出す暖かい雰囲気が
本作を印象深い作品に仕上げている。
子供と一緒に見るなら楽しい
★★★★☆
動きの速い息をもつかせぬアクションの連続という感じで、アニメの性質を十分に生かした娯楽作品ですね。広川太一郎さんの声は特典映像の予告編で聞くことができますが、本編には確かにないですね。同時上映だった「風の谷のナウシカ」がやや重いテーマを扱っていて、小学生レベルではまだピンと来ないもののようです。この映画は同時上映の緊張をほぐす役割を持っていたのでしょうか。大変に分かり易く子供も大人も楽しめます。気を抜いてみることのできる作品として良いできばえです。
RUI
★★★★★
世代を超えて読み継がれるドイルの推理小説をアニメ化。登場人物はみな擬人化した動物で描かれている。
当初は海外市場向けに数話分が作られたものを、国内での放送に際し十数話が追加製作された。19世紀のイギリスはベーカー街。そこで暮らすひとりの紳士シャーロック・ホームズは、難事件を解決する名探偵だった。彼は親友のワトソン医師と協力し、年代もののプロットベンツで事件現場に急行。悪漢モリアーティ教授らの犯罪に立ち向かっていく。
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朧
★★★★★
■世代を超えて読み継がれるドイルの推理小説をアニメ化。登場人物はみな擬人化した動物で描かれている。当初は海外市場向けに数話分が作られたものを、国内での放送に際し十数話が追加製作された。19世紀のイギリスはベーカー街。そこで暮らすひとりの紳士シャーロック・ホームズは、難事件を解決する名探偵だった。彼は親友のワトソン医師と協力し、年代もののプロットベンツで事件現場に急行。悪漢モリアーティ教授らの犯罪に立ち向かっていく。
★ひょろっとした、ほんわか雰囲気のホームズ、犬だし、ああ、好きだっっ。モリアーティ教授たちのなさけないやられっぷり…おもしろいっ
※ジブリシリーズ、など揃っております。ご来店、お待ちしております
きまぐれ書店
★★★★★
宮崎駿が『カリオストロ』の失敗以降、不遇の時代に手掛けた作品の一つ。海外のTV局からの発注だったが、制作側の諸事情で5本のフィルムを制作した段階で作業中止。『お蔵入り』となってしまったんです。ところが、『風の谷のナウシカ』公開の際に同時上映という形で我々の目に触れることになった、という面白い経緯を辿った作品なのです。今見ても非常に面白くスピーディでカッコいい。TV版とはキャストが若干違いますが、それでも見応えのある作品です。なおTV版でこの2作品は放送された時カットされた部分がありますが、この劇場版はノーカット版です。
本の森
★★★★☆
20年前にTVでやってたアニメ。犬のお巡りさん・・ならぬ名探偵が斬新でした。シャーロックホームズ作品を、擬人化した動物たちが演じますが、なかなかよい作品でした。