昔見てたアニメで面白くて大好きでした。

当時の私にはLDもDVDも、ソフトもハードもまだまだ高価で買えませんでした。
今回買って良かったです。箱もコンパクト。値段も手頃。

何より昔観ていたときのドキドキが蘇りました。
銃撃戦の緊張感!ばらまかれる薬きょう!アニメならではのおもろい銃にガンアクション。ああ…やっぱり格好良い。なんだこの格好良さ
前半の明るく楽しい話。後半のシリアスパート
原作とは違うラストも、己の信念を貫き通す主人公の強さの表現としてアリだと思います。

勿論10年前のアニメなので、今のアニメと比較して技術面でどうこう言われたら見劣りするのは当たり前ですが…

初めての方でも楽しめると思います。

ファンの欲目と言われてもいい。私は面白かったです。何回も観ちゃうよ?!w

初めに言っておきます。自分は原作もこのアニメ版も大好きです。
劇場版公開に併せて発売されたＢＯＸです。

作品自体はもう１０年以上前の作品ですので、
今見ると、作画の古さはどうしても感じてしまいます。
しかしストーリーはＯＡ当時に存在する原作と、オリジナルを
うまくまとめてあり、大変面白いです。
（原作にある雰囲気はだいぶ弱められているため、
　原作ファンにはだいぶ物足りないかもしれません）

しかしこのＢＯＸを買う方に注意を音声がＯＡ時そのままです。
5.1chは音声特典の英語版のみです。
せっかくＢＯＸが出たのにリマスタをしなかったのが残念でなりません。

発売したことは大歓迎。しかしその仕様に少々閉口。
よって★３つの評価とさせていただきました。
非常に残念な仕様です。

原作漫画の後書き(マキシマム2巻)でも触れられていた通り、大変分かり易く、とっつき易いのがアニメ版トライガンだと思ってます。自分自身、アニメ→原作の順でハマッたクチなので、なおさら同感。
昔、好きなんだけど全部集めるのは辛かった(VHSテープは劣化し易いし、LDは将来性が…。といってDVD版をバラで揃えるのは財布にキビシー!!)と考えた人なら、これは買いの機会と捉えて良いんじゃないでしょうか?
劇場版公開にかこつけて発売ってのがちょっとニクいですが、出会って十年経った今でも大好きなアニメな事には変わりないです。ファンの方なら是非!!

ガチ原作ファン故に本作には厳しい評価をせざるを得ない。

■期待
当時、ギターの荒々しい旋律にのせたテンポの良いハイクオリティなオープニングを見て
原作の持つ雰囲気の忠実さに、素直に「凄い！」と思ったのを今でも憶えている。

また、第1話は本作の「掴み」としては完璧、その中でも冒頭の銃が一斉に乱射されて
建物や小物が少しずつ破壊されていくシーンは、数あるガンアクションアニメの中でも
屈指の名シーンと言えるだろう。


■絶望
ただ、第1話で燃え尽きたのか第2話以降はいきなり無駄な話しによる水増しと
作画もアクションシーンもガタガタと低予算アニメの雰囲気全開。
（第5話「HARD PUNCHER」は良かった）
勿論、ヴァッシュの性格の軽さと史上最高額の賞金首とのギャップを出すのに
何話か必要だったのは理解しているが…それでもストーリーのテンポはとても悪い。

中でも極めつけは第16話の「FIFTH MOON」。
ヴァッシュのエンジェル・アームが月を打ち抜くというとてつもないスケールの話しで
原作でも序盤〜中盤の最高の盛り上がりどころとして凄まじい迫力で描かれていた。

だが、この話を以って今まで何とか我慢して見てこれたものが一気に崩壊を果たす。
同じシーンの使い回し、作画崩壊、最大の見どころのエンジェル・アームのビームは
旧ドラゴンボールのかめはめ波のような表現で、音も「ヒュイイン・・」と何とも情けない。

私はここで買い続けていたDVDシリーズの購入を挫折した。


■結論
オープニング〜第1話や音楽、予告の美しい語りなど良かった部分はあるので☆は2つ。
しかし、原作ファンとしてはやはり残念な作品であったことは確か。
最後に、内藤氏原作のほうがキャラが動いているように感じるのは錯覚だろうか。

西部劇かと思いきや、ストーリーが進むにつれてSF色が強くなり、ストーリーも重くなります。SFウエスタンってのも妙な気が。

ですがアニメの『トライガン』の魅力は、予告のナレーションにある!と思い込んでます。いや、本編も充分に面白いです。ここまで優しい主人公はあまりいません。

予告のナレーションだけで感動します。本編を知っていると、さらに感動が増します。

原作が好きだ、って人には受け入れられないかもしれませんが、それでもこの予告のナレーションは素晴らしい。

美しい詩みたいです。星5以上の価値がある少し寂しげな詩です。

その予告ナレーションだけを集め、iPod的な物に録音したいって人には、このBOXは必要です。かなり必要です。