このテーマは、古来より悲劇と結びつくことでより輝きを増すものでもあり、悲しい結末の予兆をはらみながら物語は進みます。
シンボル的なキーワードが「しあわせ」という比較的安直なものでくくられたのは残念な気はしますが、恋愛をモチーフにしているのでこれくらい甘くても仕方ないかと思います。
決着のつけ方も少し甘いような気はしますが、これ以上テーマを掘り下げると破綻が待っているのは確実で、娯楽作品としての性格を重視したのか、最後の一歩!を踏み出さずに危ういところで完結しています。
破綻まで突き進んだ『まほろまてぃっく』や、究極の悲劇で幕を引いた『最終兵器彼女』と同根のテーマなので比較してみるのも一興です。
ストーリーがコミックと多少違うのですが、それも気にならないくらい面白いです。
これを見て本格的にちょびっツにのめり込んでしまいました☆
一度はお試しあれ、です!
原作漫画を読んでみるのもいいと思いますよ^^
ストーリーもなかなかで、しかも斬新な部分も見受けられます。パソコンが人型で話し相手になってくれる友達のような存在としてこの物語には存在しています。ちぃにとって大切な何かを持つ絵本「誰もいない町」、ちぃにどこからともなく語りかけるちぃに瓜二つの少女、そして秀樹とちぃの関係!、e!tc...とこれら謎の部分がありどうなるか目が話せない要素も持っています。
原作者はあの有名なカードキャプターさくら、エンジェリックレイヤーを生み出したCLAMPさんです。
このかわいさを見たことがない人は是非だまされたと思って見てください。かわいいですよ~。ということでもちろんDVDの購入を決めています。
かわいさ溢れるアニメなんですよ。