主に仲間キャラの登場で終了している感は否めないものの、重量感とスピードを両立した動き、無知の少年である主人公が広い世界に進むという冒険感、なぞの提示、普遍的正義など、少年向けアニメとしての要素がバランスよく表されています。この巻だけに着目すれば、ど素人である主人公が、後に最強のパイロットになるという成長性の明示にも大きく貢献していることが伺えます。若干長い話ですが、とっつきやすく、概して肩の力を抜いて楽しめるストーリーです。
動物型のロボット生命体、それに搭乗する少年少女、純粋にアニメとして面白いので是非一度観てみてくださいね。