オープニングが良過ぎるんですよ。
あれが観客の期待値余分に上げちゃうから、後半の展開が尻すぼみに見えてしまい、結果竜頭蛇尾の失敗作という印象が残ってしまうんです。

もっとコメディ要素というか
「笑ひ」があっても良かったと思うし、必殺技を全然使わないのも不満でしたね。 かめはめ波や元気玉の出ないDB劇場版なんてオラ嫌だよ。
大神登場のタイミングはなかなかのものだと感じましたが。

あと、活動写真なんて渋いタイトル付けてるんだから、サイレントとかトーキーみたいな演出が少しぐらいあっても良かった気がします。

この映画に使われた予算が、サクラ大戦2〜君、死にたもうことなかれ〜のリメイクに注がれていればナァと悔やんでみるセイン津でした。

ちなみに私自身のサクラ大戦のブームは１０年以上前に終わっている。
確かに当時はファンといってもおかしくないほどだった。今は何とも思っていない。
最近久々に見て思ったこと。

結論から言うと、サクラ大戦を知らない人が見ても、全然面白くないと思う。ファン向けの作り。

良い点
・映画としての最低限のクオリティはクリアしている。

悪い点
・なんか話が唐突に展開する。全体的に説明不足。キャラクターの紹介などもまるでなく、
サクラ大戦を知っていること前提の作り。
・キャラクターの顔が場面ごとに違う。
・ＣＧの戦闘シーンに魅力が感じられない。

総合的に言うと、ファンでも納得できる出来だったかというとあやしい。

久し振りに見たんですが、7年前と思えない位のクオリティでびっくりしました。 当時意味不明な所が今になって分かりました…。
85分では説明不足な点がありますので、小説を補足として読んだ方がいいと思います。

サクラ3から4の間の話で、本当は1〜3プレイした後で見た方がいいかもしれません。

Vをした後でも楽しめる所もありますが(欧州星組の事もあるし)
でも、サクラ大戦を知らないという方にはさっぱりな内容だと思います^^;

良い作品で個人的に星五つなのですが劇場番で初めてさくら大戦に触れる方には説明不足だと思い星四つにしました大神が帰還する時はサクラ3をやらないと感動が出来ません惜しい事に時間が少なく感じました。
敵は何故帝都を狙ったか?かなり重要な所の説明足りなく解りにくいです。

正直この作品は前編と後編に分けて作れば良かったと思いますこの作品を楽しみたければ是非サクラ1から3を制覇してから見て下さい。

皆さん言いますように、８５分間の尺ではどうしても説明不足。
キャラ一人一人の出場尺にも差がありますし、
（特にラチェットはもっともっと尺を多くしないと、心境の変化は捉えられない。）
あまりに唐突なストーリー展開についていけないと感じる方もいるかもしれません。

ですが、そんなマイナスポイントなどもろともしないほどこの作品は素晴らしいんです。
なんと言いましょうか、サクラワールド全開なんですね。
サクラ大戦に惹かれた人間にはそりゃもうたまらんわけです。
説明不足な点は、ゲーム本編から捉えられるキャラの性格や世界観で充分想像つきます。
もちろんそれは個人によって千差万別。
でもサクラワールドを愛する人間ならそんな曖昧な物でも良いんだと思います。
結局、最後にサクラワールドを完成させるのはその人なんでしょうから。
（どうしても正解を知りたいのであれば小説を買えばいいと思います。）

自分は以前、ネット購入で一度見させてもらったのですが、
この作品は何度も見たくなる作品です。
ですのでどうせならちょっと頑張って、作品自体を手元に置いた方が得かと思います。
最初から最後までサクラ大戦を感じさせてくれる。
サクラ大戦を愛している方なのであれば買ってハズレではないはずです。