何が凄いって英語分からなくても声が聞けなくても笑える所!羊達が乗ったバイクがトンネルに!とか、羊に占領されたウォレスのおきがえマシーン!とか、飛行機のプロペラ攻撃を抑えられたグルミットが!とか、かわいい〜!くだらねぇ〜!でもかわいい!このシリーズに共通するおやくそくな安心感と斬新なアイデアがテンポ良くツボを突かれます。こりゃ健康にえぇわい(‾_‾)個人的には字幕が好きかな?でも俺のような子供にはどうでも良いのだ!

　クレイアニメーションでこれほど多くの人を惹きつける作品は他には無いでしょう。
　シリーズは、「チーズホリデー」「ペンギンに〜」「〜危機一髪」と３作品ありますが、個人的には
これが最もお気に入り。

　兎に角ウォレス以外はしゃべらない。しゃべらない良さがあるのがこの作品の特徴。
その結果として画で見せるので、大人も子供もその表現力を一緒に楽しめます。

　メカや小道具へのこだわりとキャラクターの生き生きした動きに思わずニヤリとしてしまうことと思います。

今回ウォレスが恋に落ちるウェンドレン役。オリジナルではアン・リードという人がやっているそうだが、日本語の吹替は小原乃梨子さんである。つい一昨年までドラえもんののび太役をしていた声優だが、もう一つのあたり役にシャーリー・マクレーンの吹き替えがある。タイムボカンシリーズの三悪人のリーダー役はそれをふまえて配役されたようだ。陰のある美女の役が似合うのだか、今回はオリジナルと声が近かったのだろう。私はこの人が叫ぶ演技がすきだが、役柄のイギリス人らしく抑えている所が上手くて感心した。
話は変わるが、子羊のショーンの大食漢ぶりは笑える。以前に見たプッチンプリンのCM を思い出した。

ウォレスとグルミットはどの作品もユーモアがあり大好きです。
この作品には特に多かった。ところどころにユーモア満載！
観ているうちに『粘土』ということを忘れてしまう程の出来上がり。
しかし『粘土』でなければこの暖かさはでなかったと思う。

そして、この作品の生みの親ニック・パークもとても人柄の良いユーモアのある人で大好きです！

　シリーズ３作目は、有名なテレビ番組や映画のパロディが随所に盛り込まれているのに気づくでしょう？ウォレスがバイクに乗り込む仕掛けと、サイドカーがガレージから出てくる時に「池」がひっくり返るのは、英国で有名なテレビシリーズ（制作者が少年時代に見た筈）ですよね。そして、誰でも判るロボット犬がメカだけになっても襲ってくるのは、ハリウッド映画で３作目まで製作された「アレ」以外の何物でもありません。映画好きには堪らない面白さ（パロディの元の映画を見ていない子供でも無論楽しめます！）に脱帽！
　さあ、「野菜畑で大ピンチ」を映画館に見に行こう！ワクワクしますね！